（；＾ω＾）「安牛の待合は掃除されていないのか」
（；＾ω＾）「それでも換気扇と内壁は補修してくれたみたいだね」



（　＾ω＾）「置いてきた駅ノートも書き込みでほぼ埋まったか」
（　＾ω＾）「旅人の役に立って光栄だ、もう少し頑張ってくれよ」



（　＾ω＾）「ラリー手帳にスタンプを押していこう（ﾍﾟﾀｰ」
（　＾ω＾）「安牛の電報略号はヤスなのかｗ」

（　＾ω＾）「昔車窓から見た時は、夏は降りたらいけない雰囲気だったけれど、そうでもないね」
（　＾ω＾）「学生の利用者がいるみたいだから、それまでは安泰かな」



（； ﾟДﾟ）「駅前通りが鬱蒼としているな」
（； ﾟДﾟ）「見通しが利かないから、何となく怖さを感じるということか」



（　 -ω-）「高校生が卒業したら、この駅の命も尽きるのかな」
（　 -ω-）「また来るから、その時まで頑張れよ…」
10時35分頃　安牛出発

（　＾ω＾）「学校跡は工事の拠点に使われているのか」
（　＾ω＾）「辺りに何もないからこそ、貴重な場所なのかもしれないね」



Σ(　 ﾟωﾟ）「む、雨が降ってきた…」
（；　~ω~）「傘を差すほどじゃないからいいけれど、面倒だなぁ」

（　＾ω＾）「20分くらい歩いて、ようやく民家が出てきたぞ」
（　＾ω＾）「目黒さんの牧場か」



（； ﾟДﾟ）「橋の名前も目黒橋って、明らかにそこの牧場だろ！」
（　＾ω＾）「この辺りに引っ越したら、名字を冠した施設が出来るのかなｗ」

（　＾ω＾）「やれやれ、やっと南幌延が見えてきた」
（；＾ω＾）「30分しか歩いていないけれど、景色が単調で長く感じたわ」

11時05分頃　南幌延到着



（　＾ω＾）「ここに来るのは3回目だな！」

（　＾ω＾）「シンプルな板張りホームは北海道の小駅らしさ十分だ」
（　＾ω＾）「糠南ほどのインパクトはないけれど、ここの雰囲気も好きだよ」



（　＾ω＾）「傾いた駅名標も渋さを感じるね」
（　＾ω＾）「右肩上がりのダンディズムってキャッチコピーは秀逸だよな」



（　＾ω＾）「駅の目の前には牧場が広がるだけか」
（　＾ω＾）「牛がのんびりしていてのどかだなぁ」

（　＾ω＾）「道を挟んだ所の建物は集落の集会所だったのか」
（　＾ω＾）「集落名は駅名と違って南上幌延なんだね」



（　＾ω＾）「駅を使うとしたら、この家と向こうの牧場の人くらいかな」
Σ(　 ﾟωﾟ）「あれ、おじいさんがこっちに来るぞ」

おじいさん「お兄さん、駅に来たんですか」
（　＾ω＾）「こんにちは、実はここに来るのも3度目なんですよ！」



（　＾ω＾）「そういえば、待合の扉が新しくなったんですね」
おじいさん「そりゃ俺が直したんだよ！町から材料を貰ってきてねぇ…」
（　＾ω＾）「ありがとうございます、かなり快適になりましたよ」
おじいさん「でも、ここも廃止になるのさ…」
Σ(； ﾟДﾟ）「え、それは本当ですか？」
おじいさん「そうだ、糠南もなくなるし、上幌延もなくなるのかな…」



（　 -ω-）「特急が停まる駅以外はみんな廃止にする気ですかね…」
おじいさん「ここから乗れないなら、線路をはがしてもらうほうがまだマシだぁ…」
（　 -ω-）「うーん、そうですか…」

ｶﾝｶﾝｶﾝ



Σ(　 ﾟωﾟ）「あれ、もう列車の時間か！」
（　＾ω＾）「いろいろ教えていただいてありがとうございました、お元気で！」
おじいさん「はい、気をつけて…」
12時12分　南幌延発

12時22分　雄信内停車



Σ(； ﾟДﾟ）「え、雄信内から5人も乗ってきたぞ！」
（； ﾟДﾟ）「2人は同業者の青年だけど、おばあさんと孫の組み合わせは意外だわ…」
（　＾ω＾）「秘境駅でも人の役に立っているのを見ると安心するわ」



（； ﾟДﾟ）「神路駅は確かこの辺にあったんだよな」
（；　~ω~）「ヒグマに怯えながらここまで歩くのは俺には無理だよ…」

（　 -ω-）「今回は寄らないけれど、筬島も廃止されるんだよな」
（　 -ω-）「駅前に工事事務所が出来て、賑やかな感じもするのにね」
（　 -ω-）「駅がなくなったら、ビッキ館にも行けなくなっちゃうな…」



（　＾ω＾）「ああ、文明の匂いを感じる場所まで戻ってきたな」

14時00分　美深着



（　＾ω＾）「幌延からだと流石に時間がかかるね」



（　＾ω＾）「そろそろデマンドバスが来るかな…」
Σ(　 ﾟωﾟ）「あれ、電話だ！もしもし>>1です…」
バス会社「>>1さんですか？バスが配車の都合で30分ほど遅れそうでして…」
（　＾ω＾）「そうですか、駅で待っていますので大丈夫ですよ」
（；＾ω＾）「事前予約したのに遅れるとは、実に大らかだなｗ」

（　＾ω＾）「そういえば、駅舎の中に美幸線の資料室があったんだよね」
（　＾ω＾）「せっかく時間が出来たから、見に行こう」



Σ(　 ﾟωﾟ）「おお、切符がいっぱいだ！」
（　＾ω＾）「現役当時はこの案内看板が掲げられていたのかな」

（　＾ω＾）「駅で使っていたものを並べた感じか」
（　＾ω＾）「その駅自体も4つしかないから、あまり量は多くないね」



（；´Д｀）「列車は一日4往復しかなかったのか」
（； ﾟДﾟ）「それより普通列車の本数が少ない宗谷北線はマズくないか…」



（　＾ω＾）「開通した時は町の人が総出で祝ったんだね」
（　 -ω-）「それが20年ちょっとで消え去るとは、無念だったろうなぁ」

（　＾ω＾）「来た！お世話になります！」
運転士さん「遅くなりました、トロッコまでですか？」
（　＾ω＾）「そうです、3時の受付には間に合いますかね？」
運転士さん「大丈夫！」
14時25分　美深駅前発

（　＾ω＾）「今日の客は私だけですけど、普段はどんな方が乗られますか？」
運転士さん「通院や買い物に通う年寄と、習い事に行く子供とかが乗りますね」
Σ(； ﾟДﾟ）「えっ、そんなに子供がいるんですか」
運転士さん「山村留学って制度があって、遠くから来る人がいるんですよ」
（； ﾟДﾟ）「それは意外ですね…」



Σ(　 ﾟωﾟ）「あっ、橋梁がある！」
（　＾ω＾）「こんな山の中に本当に鉄道が通っていたんだな」

14時45分　トロッコ王国着



（　＾ω＾）「良かった、余裕で間に合ったわ」



（　＾ω＾）「意外と観光客がいるものだな」

（　＾ω＾）「受付の中は鉄道資料があって面白いじゃないか」
（　＾ω＾）「貨物列車が通っていたみたいだけど、何を輸送したんだろう」

（　＾ω＾）「ホームは仁宇布駅の施設を利用しているのか」
（　＾ω＾）「暫定とは言え終着駅だったから、しっかりした造りになっているね」



（　＾ω＾）「駅名標も昔からの物かな」
（　＾ω＾）「隣駅にえさしの文字があるから、間違いなく手は加えてあるけれど」



（；＾ω＾）「ボロボロの車両が置いてあって不気味だな」
（；＾ω＾）「扉は空いているのに中には入れないから、存在意義が謎だ…」

スタッフ「じゃあ、そろそろ説明をしますので集まってください」
（　＾ω＾）「はーい、お願いします」
スタッフ「このトロッコは一周5キロで、往復すると30分くらいです」
スタッフ「森を抜けていくコースですので、森林浴を楽しんでください」



スタッフ「運転は車と同じで、左がアクセル、右がブレーキです」
スタッフ「揺れますので、携帯電話やカギを落とさないよう気をつけてくださいね」
（　＾ω＾）「なるほど、これなら列車の運転と違って簡単だｗ」

スタッフ「はい、どうぞ～」
（　＾ω＾）「よ～し、出発進行！」



（　＾ω＾）「おお、木のトンネルだ！」
（　＾ω＾）「晴れていたらもっと心地いいだろうな」

（；ﾞﾟ'ωﾟ'）「橋に転落防止の柵はないのか…」
（；＾ω＾）「ちょっと怖いからスピードを落そう」



（　＾ω＾）「深い森の中に入っていくぞ」
（；＾ω＾）「よくもこんな所に線路を敷いたものだわ…」

（　＾ω＾）「ここで折り返しだな」
（　＾ω＾）「結構距離があるから、乗り応えは十分だね」



（；＾ω＾）「実にのどかな景色だけど、これじゃ乗客は望めなかったよな」
（；　~ω~）「日本一の赤字路線だった理由が分かった気がするよ」

（　＾ω＾）「帰りは橋も怖くないやｗ」
（　＾ω＾）「Foo↑気持ちいい～」



（　＾ω＾）「駅が見えてきた！」
（　＾ω＾）「場内進行～！」

（　＾ω＾）「観光施設になって賑わうとは、不思議な運命だな」



（　 -ω-）「車止めの先にも、路盤は続いているんだよな」
（　 -ω-）「枝幸まで繋がっていたら、多少は違っていたのかな…」



（　＾ω＾）「帰りは早く迎えに来てくれたね」
（　＾ω＾）「時刻表はあくまで目安ってことかｗ」
16時10分　トロッコ王国発

16時35分頃　美深駅着



（　＾ω＾）「途中で切れている線路が美幸線のものだったのかな」



（　＾ω＾）「美深は結構利用客を見かけるよな」
（；　~ω~）「とはいえ、バスでも間に合うくらい人数だけど」



（； ﾟДﾟ）「あれ、車内に誰もいない…」
（　 -ω-）「この辺りが鉄道事業の限界なのかなぁ」

17時24分　豊清水着



Σ(； ﾟДﾟ）「え、途中から乗った子供2人はここで降りるのか！」
Σ(； ﾟДﾟ）「しかも駅舎で母親が待っているじゃん！」

雨が酷いので待合に避難



（；＾ω＾）「凄い雨ですね…まさか利用者がいるとは思いませんでした」
母親「ええ、この3軒先に住んでいるんですよ」
（　＾ω＾）「実はここのノートは私が置いたので、様子を見に来たんです」
母親「わ～、凄い！じゃあここに来るのは3回目でしょう！？」
（； ﾟДﾟ）「そうです、よく読まれていますね！」



母親「雨が止まないけれど、遅くなっちゃうから帰りましょう」
（　＾ω＾）「お気をつけて！」

（　 -ω-）「雨が降っていなければ、物音ひとつ聞こえないかもしれないな」



（　＾ω＾）「ノートは健在だけど、残りが少なくなってきたな」
（　＾ω＾）「2冊目を置いていくか」



（　＾ω＾）「おっ、雨が止んだね」
（　＾ω＾）「今のうちに周りの様子を見ておこう」

（； ﾟДﾟ）「野原に道が一直線に続くだけで、何も見えないけれど…」
（；＾ω＾）「あの親子は本当にこの近くに住んでいるのかな」



Σ(　 ﾟωﾟ）「雪が積もると分からなかったけれど、家が潰れていたのか」



（　 -ω-）「何もない、誰もいない…」
（　 -ω-）「廃村に残された駅は、あと何年生き延びることができるだろう…」

（　＾ω＾）「それでも利用者がいることが分かって良かったよ」
（　＾ω＾）「またノートの様子を見に来ないとね」



（　＾ω＾）「さて、今日の駅巡りはこれで終わり！」
18時01分　豊清水発

（；＾ω＾）「うーん、恩根内との間に民家なんてあったかな…」
Σ(　 ﾟωﾟ）「おお、牧場があった！」



（　＾ω＾）「智恵文は全く雨が降った感じがないや」
（　＾ω＾）「駅前に自転車が置いてあるから、定期利用客がいるようだね」

18時49分　名寄着



（　＾ω＾）「まだ明るいけれど、名寄で下車と」



（　＾ω＾）「そして深名線バスに再乗車！」
（；＾ω＾）「案の定、他に乗客はいないけれど…」
19時00分　名寄発

19時12分　天塩弥生着



（　＾ω＾）「まいったなぁ、今日は駅寝なんだよね（ﾆﾔﾆﾔ」



（　＾ω＾）「お世話になります、予約していた>>1です」
ご主人「ああ、おかえりなさい…こちらにご記入お願いします」
Σ(； ﾟДﾟ）「いやぁ、本物の駅の窓口みたいで凄いですね！」
ご主人「そうでしょうｗありがとうございます」

ご主人「寝台はこちらですね、お風呂は向かいにあるのでご自由にどうぞ」
（　＾ω＾）「急行利尻か、部屋も凝っているなぁ」



（　＾ω＾）「寝台券に上段下段の表記があったのは、こういうことか」
（　＾ω＾）「本物の開放B寝台だったら面白いけれど、それは無理だよなｗ」
ご主人「食事が用意できましたから、良かったらどうぞ～」
（　＾ω＾）「は～い、今行きます！」

Σ(　 ﾟωﾟ）「こりゃ美味そうだ！いただきます！」
（　＾ω＾）「鳥の照り焼きが絶品だね（ﾓｸﾞﾓｸﾞ」



ご主人「これ、今日だけの特別サービスね！」
（　＾ω＾）「焼きトウモロコシですか、ありがとうございます（ﾊﾟｸｰ」
（　＾ω＾）「甘みと香ばしさのハーモニーが最高だわ（ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

Kさん「森の雫とウイスキーを買って来たので、皆さんで飲みましょう」
Σ(； ﾟДﾟ）「ああ、美深で売っている白樺の樹液ですか？」
Kさん「そうそう、まずはそのまま飲んでみますか」
一同「乾杯～！」
（；＾ω＾）「少しとろみがあって、微妙に甘いというか…不思議な味ですね」
Kさん「じゃあ、ウイスキー入れますかｗ」



Nさん「小原さんはね、ツーリングマップルの写真を撮っている人なんですよ」
Σ(； ﾟДﾟ）「えっ、凄い方なんですね！」
小原さん「実は今、筬島のビッキ館で写真展やっているんです」
小原さん「昨日はライダー同士のイベントもやって、駅前が賑やかでしたよｗ」

一同、旅の話で大いに盛り上がる

ここでお会いした小原信好氏はバイク乗りの方には有名な方なのだと思います
毎年夏に筬島駅でライダーのイベントと写真展を行っているそうです
写真集も見せていただきましたが、見事なものばかりでした
http://hokkaider.com/

ご主人「もう12時ですから、そろそろ寝ますか」
一同「そうですね、おやすみなさい」
（　＾ω＾）「こういう宿で旅好きの皆さんの話を聞くのは楽しいな！」
24時10分頃　消灯

2日目の移動経路
https://drive.google.com/open?id=1A9yRDSUwuCjnFIBFDXxlHrXmgbs&usp=sharing

8月9日　3日目
6時00分頃　起床



（　 -ω-）「ふあぁ、顔を洗うか…」
Σ(　 ﾟωﾟ）「あれ、駅名標がこんな所にある！」
（　＾ω＾）「レプリカだけど、これもこだわりの逸品だね」



Σ(； ﾟДﾟ）「え、大誉地駅の窓ガラスがこんな所に！？」
（　＾ω＾）「去年行った時は駅跡も分からなかったけれど、ここで会えるとは…」

（　＾ω＾）「改札口も昔の姿を再現しているのかな」
（　＾ω＾）「天塩弥生始発の列車があったんだね」



（　＾ω＾）「運賃表に難読駅名が並んでるｗ」
（　＾ω＾）「わっさむ、にうぷ、ぴんねしり…全部読めるわｗ」

ご主人「おはようございます、早いですね」
（　＾ω＾）「おはようございます、日記を書いていまして…」
ご主人「へえ、マメですね…コーヒー淹れますから待っていてください」



（　＾ω＾）「このベンチ、相当年季が入っていますね」
ご主人「ええ、これは昔の天塩弥生駅で使っていたものですから」
Σ(； ﾟДﾟ）「へえ、よく残っていましたね！」

（　＾ω＾）「あれはスーパー宗谷の車販カートですか？」
ご主人「ああ、これは自分で作りましたｗ」



（　＾ω＾）「鉄道関係の本も揃っているから、のんびり滞在するのもいいな」



（　＾ω＾）「朝飯を食べてから出発できるのはありがたいわ（ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
（　＾ω＾）「あぁ＾～味噌汁が美味いんじゃぁ＾～（ｽﾞｽﾞｽﾞ」

（　＾ω＾）「もう少し時間があるから、駅舎の様子を調べておこう」
（　＾ω＾）「古びた駅舎の雰囲気をしっかり再現できているんじゃないかな」



（　＾ω＾）「入口に飾ってあるのは駅員の制服かな」
（　＾ω＾）「国鉄マークのヘルメットなんてどこで仕入れてきたんだろう」

（　＾ω＾）「上屋の部分もしっかり再現しているのか！」
（　＾ω＾）「これでホームがあれば完璧だね」



（　＾ω＾）「JRバージョンの駅名標もあるぞ」

（　＾ω＾）「駅構内も何となく面影が残っているように感じるね」
（　 -ω-）「遠くに見える山を越えていたんだよな…」



（； ﾟДﾟ）「名寄方向にもハエタタキが3本！」
（； ﾟДﾟ）「何の役にも立たないオブジェをこんなにも立てるとは…」
（； ﾟДﾟ）「この宿のこだわりは凄すぎる…」

（　＾ω＾）「すぐ横にあるのがご主人の家か」
（　＾ω＾）「奥さんが駅長さんって言っていたから、こっちが事務室ねｗ」
（　＾ω＾）「表札が駅名のホーロー看板なのが憎い演出だｗ」



ご主人「そろそろ時間ですから、行きましょう」
（　＾ω＾）「いや～、早く出ると言いながら帰るのが惜しいですｗ」



（　＾ω＾）「まさかのキハ40カラーｗｗｗ」
ご主人「ヘヘヘ、いいでしょうｗ」
（　＾ω＾）「こういう遊び心って大事ですよねｗ」
7時30分　天塩弥生出発

7時40分　名寄駅到着



ご主人「冬は廃線跡ツアーもやろうと考えているので、また来てくださいね」
（　＾ω＾）「いい思い出ができました、必ずまた泊まりに来ます！」



（　＾ω＾）「ポスターでダチョウ倶楽部やるなやｗｗｗ」
（　＾ω＾）「もちろん俺も列車で行くけどな！」
7時51分　名寄発

8時04分　北星着



（　＾ω＾）「今日は北星からスタート！」
（　＾ω＾）「ホーム端の棒が立っているのは今まで気付かなかったな」



（　＾ω＾）「こう見ると、かなり自然豊かな場所だったんだな」
（　＾ω＾）「やっぱり夏と冬の両方で訪れる必要はあるね」

（　＾ω＾）「時代が止まっていて趣があるよなぁ」
（　＾ω＾）「これも宗谷本線の貴重な財産だね」



（　＾ω＾）「お久しぶりでーす（ｶﾞﾗｶﾞﾗｰ」
（；＾ω＾）「入口に蜘蛛の巣が張ってあるし、訪問者も少ないのかな」



Σ(　 ﾟωﾟ）「この待合、隙間が空いていたのか」
（　＾ω＾）「それもまた良し！」

（　＾ω＾）「おう、久しぶりだな！」
（　＾ω＾）「置いてから8ヶ月経って、どれくらい書き込みがあるかな」





Σ(　 ﾟωﾟ）「俺の旅行記を読んだことがある人も来てくれたのか！」
（　＾ω＾）「この素晴らしさを味わうきっかけになったのなら嬉しいな」

（　＾ω＾）「小さな集落の小さな駅、これこそ由緒正しき仮乗降場の姿だ」



（　＾ω＾）「あの家は人が住んでいる感じがするな」
（　＾ω＾）「夜は真っ暗に見えたのに、無人地帯ではなかったんだね」

（；＾ω＾）「この先に行っても、特に何かがある訳でもないか」
（；　~ω~）「それじゃ、踏切の方向を調べてみよう」



（； ﾟДﾟ）「ありゃ、こっちも民家が見えないや」
（； ﾟДﾟ）「ということは、駅を使う可能性があるのは1軒だけか…」

（　＾ω＾）「駅の設備もロケーションも、駅名も北海道らしい良い駅だよね」
（　＾ω＾）「糠南と同じくらい、魅力的な場所だと思うよ」



（　 -ω-）「最近の駅廃止の流れに、この駅はどこまで抗えるものか…」
（　 -ω-）「こうして列車が停まる姿も、じきに見られなくなるかもなぁ」
8時29分　北星発

9時58分　塩狩着





（　＾ω＾）「塩狩で降りるのは初めてだな」
（　＾ω＾）「この前の冬旅じゃ、ダイヤの乱れで降りられなかったもんな」





（　＾ω＾）「駅の周りには集落があるようには見えないね」
（　＾ω＾）「峠の列車交換駅という位置づけなのかな」

（　＾ω＾）「それでも立派な駅舎が建っているんだね」
（　＾ω＾）「天塩中川くらいの大きさがあるけれど、利用者がいるのかな」



（　＾ω＾）「広い待合には木のベンチが置かれているだけか…」
（　 -ω-）「有人駅だった時は賑わっていたんだろうな」

（； ﾟДﾟ）「この時刻表、おかしくないか？」
（； ﾟДﾟ）「名寄から南はこんなにも環境が違うのか」



（　＾ω＾）「ここの駅ノートは結構歴史があるね」
（　＾ω＾）「周辺案内もあるから、近くを散歩してみよう」

（　＾ω＾）「まずは塩狩峠記念館に行けばいいのかな」



（　＾ω＾）「保線の人が来たね、ご苦労様です」
（　＾ω＾）「トロッコでどこまで移動するのか気になるな」



（　＾ω＾）「塩狩のユースホステルってこれか！」
（　＾ω＾）「糠南クリスマスの時に泊まる予定だった人がいたよな」
（；＾ω＾）「あの時は楽しかったけれど、申し訳ないこともしたな…」

塩狩峠記念館を観覧



（　 -ω-）「三浦綾子の作品を知っていれば、もっと理解できたかな」



（　＾ω＾）「あとで塩狩峠くらいは読んでおこう…」

（　＾ω＾）「国道沿いにも民家はないのか」
（　＾ω＾）「それでも交通量が多いから、結構騒がしい場所だね」



（　＾ω＾）「名寄行はしばらく来ないから、バスで抜けるしかないや」
（　＾ω＾）「本数も結構あるから、駅巡りの心強い味方だよ」
11時10分頃　塩狩バス停発

（　＾ω＾）「峠から降りたら田園地帯か」

11時33分　東6線バス停着



運転士さん「こんな所で降りて、どこに行くんですか？」
（；＾ω＾）「いや～、駅に行くんですよ…」

（　＾ω＾）「珍しく案内看板が立っているじゃないか」
（　＾ω＾）「駅じゃなくて乗降場って表記がポイント高いね」



（　＾ω＾）「この道の先に駅があるようだね」
（　＾ω＾）「前に見かけた利用者は、道沿いの民家に住んでいるのかな」

（　＾ω＾）「稲穂が風に揺れて美しいな」



（　＾ω＾）「待合が見えてきた！」