・暇なので分子をだらだらあげてく
1:名無しさん:2015/09/09(水) 01:46:22.378 ID:nz11AgTA0.net
この前やったスレ

http://nipasoku.blog.jp/archives/42291117.html


こんな感じでだらだらやっていくのでよかったら適当に化合物言ってってください。
のんびり上げます。


no title



no title



2:名無しさん:2015/09/09(水) 01:46:51.584 ID:csNr3Ytzd.net
なんだこれ


8:名無しさん:2015/09/09(水) 01:55:13.051 ID:nz11AgTA0.net
>>2
前スレでも書いたけど>>1にあるのは黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の溶血毒素のαヘモリシンね。
これが赤血球に刺さると赤血球が割れるという・・・。





引用元: ・http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1441730782

3:名無しさん:2015/09/09(水) 01:48:16.216 ID:IIbTkvRQ0.net
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリンサン


7:名無しさん:2015/09/09(水) 01:54:04.467 ID:nz11AgTA0.net
>>3
NADP


no title


有名な還元物質。
高校だと光合成のときに活性化クロロフィルaから水素イオンを受け取る役目として習う。
動物でも解糖系でこれが水素イオンを運ぶぞい。



4:名無しさん:2015/09/09(水) 01:48:28.926 ID:VnkFvY7Y0.net
シアン酸アンモニウム


9:名無しさん:2015/09/09(水) 01:58:15.402 ID:nz11AgTA0.net
>>4
NH4OCN
まぁ分子の構造にするまでもないからこのままで・・・。
歴史的な意味合いとして重要な化合物としか知らない。
有機化合物ってのは名前の通り、生物が作り出すものを昔は有機化合物と呼んでいて、
逆を言えば生物でなければ有機化合物は作れないと思われていた時代があった。
しかし、昔の科学者のフリードリヒ・ヴェーラーがこのシアン酸アンモニウムから尿素(有機化合物)を作り出したことで
新たな世界が始まったってわけ。



5:名無しさん:2015/09/09(水) 01:49:34.212 ID:nz11AgTA0.net
スクロース


no title


グルコースとフルクトースがグリコシド結合した糖。
つまりお砂糖。
こいつが虫歯の原因になる。
また糖尿病や肥満の原因にもなるが、取らなすぎるのも問題なのでほどほどに。



11:名無しさん:2015/09/09(水) 01:59:13.664 ID:mgBZ4gn3a.net
6,6-ナイロン


14:名無しさん:2015/09/09(水) 02:06:12.233 ID:nz11AgTA0.net
>>11
ごめん高分子はタンパク質以外は時間かかって厳しいわ。

ナイロン66
は、アジピン酸とヘキサメチレンジアミンがアミド結合してできてる繊維ね。



16:名無しさん:2015/09/09(水) 02:13:23.520 ID:nz11AgTA0.net
>>11

6,6-ナイロン


no title



12:名無しさん:2015/09/09(水) 02:01:18.942 ID:nz11AgTA0.net
ルシフェリン


no title


ホタルなんかで有名な光る化合物。
これにATPを加えてやると反応してあのホタルの光を発する。
ホタルを見に行きたい夏だった。



13:名無しさん:2015/09/09(水) 02:02:16.469 ID:VnkFvY7Y0.net
ポリアクリル酸ナトリウム


15:名無しさん:2015/09/09(水) 02:08:37.170 ID:nz11AgTA0.net
>>13
上に同じく
なんでみんなそんなポリマー好きなん

ポリアクリル酸ナトリウム
これと言ったらオムツだな。
水をめっちゃ吸うCMでよくやってるアレ。生理用品とか。
あとうちにある消臭剤はこれのツブなんだが、これをつかった・・・これ以上はやめておこう。



18:名無しさん:2015/09/09(水) 02:18:59.805 ID:nz11AgTA0.net
>>13
ポリアクリル酸(ナトリウム)


no title



17:名無しさん:2015/09/09(水) 02:16:58.696 ID:mgBZ4gn3a.net
作ってくれたのか!


19:名無しさん:2015/09/09(水) 02:19:34.909 ID:nz11AgTA0.net
>>17
おういえ
落ちなくてよかったぜ



20:名無しさん:2015/09/09(水) 02:20:39.755 ID:Q4qXHNyG0.net
PGA


23:名無しさん:2015/09/09(水) 02:30:56.100 ID:nz11AgTA0.net
>>20
PGA
おいポリマーじゃねーかw

外科手術用に使うやつね。
抜糸の必要がないというメリットがあるぞ。



26:名無しさん:2015/09/09(水) 02:33:52.600 ID:nz11AgTA0.net
>>20
PGA


no title



21:名無しさん:2015/09/09(水) 02:21:37.359 ID:hySwtok20.net
すげーなおい


22:名無しさん:2015/09/09(水) 02:25:38.328 ID:nz11AgTA0.net
アミロース


no title



no title


アミロペクチン


no title


でんぷんは2種類に分けられる。
アミロースとアミロペクチンである。
そのうちのアミロースはこれ。

直線状になっているのが分かると思う。
対してアミロペクチンは枝分かれ状。

もち米はアミロペクチンが100%でとても粘り気がある。
これはアミロペクチンの網目状構造のため。
対してうるち米なんかはアミロースが20%程度含まれている。



24:名無しさん:2015/09/09(水) 02:31:16.886 ID:mgBZ4gn3a.net
シクロパラフェニレン


30:名無しさん:2015/09/09(水) 02:42:01.218 ID:nz11AgTA0.net
>>24
シクロパラフェニレン


no title


ベンゼン環がキャンプファイアーを囲んで手を繋ぐようにパラ位で結合。
電子工学分野での活躍が期待されているらしい。
詳しくは謎。



31:名無しさん:2015/09/09(水) 02:43:06.388 ID:mgBZ4gn3a.net
>>30
カッコいい


25:名無しさん:2015/09/09(水) 02:33:27.416 ID:B6boJnpO0.net
これ何で作ってるの?


27:名無しさん:2015/09/09(水) 02:36:14.217 ID:nz11AgTA0.net
>>25
基本的に低分子はchemspiderからデータとってきてタンパク質はPDBから。
chemsketchとかdiscovery studioとかpymolとかqutemolとかで臨機応変に使っておる。



28:名無しさん:2015/09/09(水) 02:37:30.209 ID:B6boJnpO0.net
へえそういうものがあるのか…


29:名無しさん:2015/09/09(水) 02:38:33.262 ID:VnkFvY7Y0.net
pdb見てたら酔って来たw


32:名無しさん:2015/09/09(水) 02:44:15.993 ID:VnkFvY7Y0.net
なんだこのベンゼンキャタピラw


33:名無しさん:2015/09/09(水) 02:46:53.848 ID:nz11AgTA0.net
デングウイルス(カプシド)


no title


フラビウイルス属のデングウイルスのカプシド(つまりタンパク質の殻)だぞ。
去年代々木公園で感染が見つかったことから日本中の公園を恐怖に陥れたぞう。
蚊を媒介して広がる。



34:名無しさん:2015/09/09(水) 02:49:33.049 ID:mgBZ4gn3a.net
ウイルスも分子なのか


36:名無しさん:2015/09/09(水) 02:55:10.446 ID:nz11AgTA0.net
>>34
ですな。

ウイルスってのはカプシド(タンパク質)と核酸(RNAとかDNA)だけで成立しちゃうんだよね。
(それ以外にもウイルスが持つ酵素とかエンベロープとかあるけど話すときりがない)
だから物質に近いと言える。



35:名無しさん:2015/09/09(水) 02:53:03.824 ID:nz11AgTA0.net
バクテリオファージφX174(カプシド)


no title


またまたウイルスのカプシド。
こいつはヒトに感染するのではなく、突起を大腸菌Escherichia coliに刺して感染する。
ウイルスってのはそれ自身では増殖できなくって、宿主の増殖する能力を利用することでやっと増えることができる。
またウイルスは代謝がないのでウイルスは物質に近い。
事実、ウイルスは結晶になるし、その結晶から解き放てたれればまた感染することができる。



37:名無しさん:2015/09/09(水) 02:57:04.469 ID:B6boJnpO0.net
バクテリオファージとT2ファージの違いが判りません
ということでT2ファージ


39:名無しさん:2015/09/09(水) 03:02:33.287 ID:nz11AgTA0.net
>>37
似たようなもんよ。
あんなでかいカプシドはPDBにはパーツでしか乗ってないのでパスさせてもらいますお。
いつか組み立ててみたいもんだが。



38:名無しさん:2015/09/09(水) 03:01:35.810 ID:nz11AgTA0.net
尿素


no title


哺乳類だとか爬虫類だとかの尿に含まれる。
動物は生きてるとどうしても毒素(アンモニア)生じてしまう。
ので、それをどういう形で出すかということで色々進化してきた。
魚類や軟体動物やオタマジャクシなんかはそのまま水中なんで垂れ流し。
でも陸生動物のカエルや哺乳類、爬虫類なんかは身体の中に尿をある程度まで貯められるよう
アンモニアから尿素という比較的安全な形にしている。
ずっと垂れ流ししてると敵に発見されやすいからと聞いたことがある。
鳥類なんかは尿酸という水に溶かさなくても排泄でいる固体の形にしてる。
化粧水の中に尿素が入っていることがあるけどこれは水分子を引きつけるから、な。
ばっちくないぞ。



41:名無しさん:2015/09/09(水) 03:04:02.472 ID:RtIaCyW7d.net
キメラじゃないのか


42:名無しさん:2015/09/09(水) 03:07:57.915 ID:nz11AgTA0.net
リドカイン


no title


麻酔薬だお。
アミド型局所麻酔薬という分類。
結構何にでも使えて、浸潤麻酔や伝達麻酔はもとより表面麻酔、硬膜外麻酔、脊椎麻酔に使えるぞ。
これの作用機序はナトリウムチャネルを細胞内から阻害するというもの。
解離型と非解離型とがあって、非解離型のときに細胞膜を通過し、解離型になるとナトリウムチャネルと親和性がでてくる。
アドレナリンと併用することで効果大。作用時間大。中毒が減るぞう。



43:名無しさん:2015/09/09(水) 03:14:56.452 ID:nz11AgTA0.net
LSD


no title


麦角菌由来のアルカロイド。
麦角は昔から子宮収縮促進の目的で使われていて、その研究の過程で誕生したお。
LSDはつまり幻覚をみちゃういけないお薬だな。
セロトニンと構造が似てるのでそんな効果があると考えられているぞい。



44:名無しさん:2015/09/09(水) 03:20:15.673 ID:mgBZ4gn3a.net
薬系おもしろい


46:名無しさん:2015/09/09(水) 03:23:24.043 ID:nz11AgTA0.net
>>44
俺もそう思う



45:名無しさん:2015/09/09(水) 03:21:48.939 ID:nz11AgTA0.net
ドデカヘドラン


no title



no title


ドデカというのは12という意味。つまり正12面体の分子ということ。
前に分子模型で俺が作ったやつも乗っけてある。
分子模型で組むとわかるが結構組みやすい。少なくともキュバンよりかは大分。
つまり、あまりひずみがなくて安定なんじゃないかなという分子。
何に使われるかは謎。



47:名無しさん:2015/09/09(水) 03:28:05.965 ID:nz11AgTA0.net
マイトマイシンC


no title


MMCは抗がん剤。
細胞周期におけるG1期後期~S期にDNAのアデノシンとグアノシンに架橋構造を作ってしまう。
こうすることでDNAがロックされて分裂ができなくなってしまう。
癌細胞なんかは無秩序にドンドン分裂する細胞だから増殖を抑えられるというわけ。



48:名無しさん:2015/09/09(水) 03:33:55.031 ID:nz11AgTA0.net
アクアポリン


no title


水分子を通す細胞膜上に存在するチャネル
現在おそらくAQP0~13までがあるはず。
これの発見は2003年のノーベル賞にもなってる。
AQPは水分子を受動輸送、つまりエネルギー物質であるATPを用いることなく細胞内外の水分子やり取りを行う。
これは尿崩症だとか緑内障、ドライアイ、ドライマウスなどに深く関与していると考えられている。
中央にある穴を水分子が通るのではなく、まわりの4つの御団子のそれぞれの中央の穴に水分子が行列を成して出入りする。



49:名無しさん:2015/09/09(水) 03:40:04.165 ID:nz11AgTA0.net
イノシン酸


no title


きのことか肉のうま味成分。
核酸由来だったはず。
まぁグルタミン酸と同じようにうま味をつかさどるぞい。



50:名無しさん:2015/09/09(水) 03:40:47.572 ID:nz11AgTA0.net
腹痛い~
くそー
色々つら



51:名無しさん:2015/09/09(水) 03:41:50.831 ID:B6boJnpO0.net
マクロファージにやられたか
お疲れ様…


54:名無しさん:2015/09/09(水) 03:47:39.000 ID:nz11AgTA0.net
>>51
マクロファージは白血球の仲間やで。
異物を食べる貪食作用だとか抗原提示をはじめとした免疫活性作用の子だな。



53:名無しさん:2015/09/09(水) 03:46:28.224 ID:nz11AgTA0.net
EDTA


no title


金属イオンなんかと錯体作ったりするぞい。
キレート剤だな。
歯医者とかだとこれを根管拡張剤として根の治療をするときとかに使うぞう。



56:名無しさん:2015/09/09(水) 03:52:28.750 ID:nz11AgTA0.net
ズルチン


no title


名前がとても卑猥。
しかもズルチンは甘いので男子諸君はズルチンあま~いと誰かに言わせてみたいのではないだろうか。
お砂糖の250倍もの甘さがあるという。
しかしこのズルチン、発がん性や肝臓への悪影響で今は出回っていない。



57:名無しさん:2015/09/09(水) 03:55:09.449 ID:nz11AgTA0.net
ナノプシャン


no title


どこかの化学者が作ったヒト型分子。
色々なシリーズがあるので探してみては。



60:名無しさん:2015/09/09(水) 04:09:04.034 ID:mgBZ4gn3a.net
>>57
ワロタ


58:名無しさん:2015/09/09(水) 03:59:25.375 ID:nz11AgTA0.net
IgM


no title


色々な抗体がある中でIgMはとても原始的な抗体。
魚はこれしか持ってない。
異物(抗原)とのファーストコンタクトをする抗体はこれ。
アレルギーにも関与するぞい。



59:名無しさん:2015/09/09(水) 04:04:10.147 ID:nz11AgTA0.net
NDM-1


no title


抗菌薬を分解してしまう酵素。
こいつはかなり強力な部類のカルバペネム系抗菌薬をも無効化することができる。
こいつを出す細菌は結構やばい。
亜鉛をタンパク質の中に内包してるのでメタロベータラクタマーゼという分類。
この亜鉛をキレート剤かなんかで取っちゃえばNDM-1は無効化できるぞい。



61:名無しさん:2015/09/09(水) 04:10:59.291 ID:nz11AgTA0.net
レクチン


no title


リン脂質の一種。
細胞膜を構成するリン脂質とはこれのことよ。
まぁ他にもあるんだけど。
細胞膜ってのは電離してないのは通すけど電離しているのは通さないという性質がある。
その選択性は細胞膜を構成するリン脂質によるものなのよね。
流動モザイクモデルとかの図で二股になってるのがこれな。



62:名無しさん:2015/09/09(水) 04:15:02.779 ID:nz11AgTA0.net
メタンフェタミン


no title


ヒロポンとか覚醒剤だとか言われるブツ。
アドレナリンに似てる。
でもアドレナリンを注射しても気持ちよくならないのはアドレナリンは脳にいかないから。
脳には関所があって、メタンフェタミンはこの関所を通ってしまう。
そうすると気持ちいいらしいが、薬はだめよ。



63:名無しさん:2015/09/09(水) 04:23:56.051 ID:nz11AgTA0.net
フタロシアニンブルー


no title


銅が真ん中にはまり込んでいる、青い塗料の分子。
道路標識のあの青いやつはこれ。



64:名無しさん:2015/09/09(水) 04:33:12.089 ID:nz11AgTA0.net
ヘモグロビン


no title


画像中央に見えるなんかカッコイイエンブレムみたいなやつはヘム。
つまり鉄原子がはめ込んである。
みなさんご存知のように赤血球がもってて酸素を体に届けるのはこのヘモグロビンの仕事よ。
酸素飽和度ってのはこのヘモグロビンのうち酸素と結合してるヘモグロビンの割合のことな。
高山病は80%切るとなってくるぞい。



65:名無しさん:2015/09/09(水) 04:36:30.952 ID:nz11AgTA0.net
フェノールフタレイン


no title


理科の実験で溶液が塩基性だとピンクになるやつな。
大学入試とかだとこれの中和滴定の問題とかでるな。
アンモニアとを使って赤い噴水の実験とか高校とかでやるらしいけど元文系だからやったことねーわ羨ましい。



66:名無しさん:2015/09/09(水) 04:40:17.452 ID:nz11AgTA0.net
ロキソプロフェン(ナトリウム)


no title


ロキソニン、痛み止めだな。
非ステロイド性抗炎症薬だな。
これ自体は薬理作用がないんだが、肝臓で代謝されると薬理作用を発揮するというプロドラッグってやつだな。
こういうのは副作用が少ないんだ。



67:名無しさん:2015/09/09(水) 04:48:16.619 ID:nz11AgTA0.net
GFP


no title



no title


緑色蛍光タンパク質ってやつだな。
下村先生がノベール賞とったやつね。
オワンクラゲっていうクラゲから見つかったタンパク質で、こいつに紫外線を当てると緑色に光る。
これでわー綺麗で終わりそうなものだが生物学上かなり重要。
見たい微細なものにこのGFPをくっつけてやればそれがどこへ移動したかが紫外線を当ててやるだけで一目でわかるすぐれもの。
それ以外にも色々と応用方法があるのよ。



68:名無しさん:2015/09/09(水) 04:50:24.710 ID:nz11AgTA0.net
完全に独壇場になってきた。
もっと人がいそうな時間帯にやったほうがいいな。


・・・漫画読んで寝ることにします。
またのん。



69:名無しさん:2015/09/09(水) 04:52:31.179 ID:mgBZ4gn3a.net