・行商人やキャラバンに憧れたからモロッコでロバと一緒に放浪の旅を始めたバカだけど
1 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:09:31 tPK
まだ移動式住居の生活に慣れるのに精一杯で行商要素全くないんだけど、次の村が見えてきた時の達成感が半端ないwww
期間や距離は未定だけど、とりあえず今はスタート地点のトドラ渓谷から600kmくらい離れた町タンジェを目指して100kmほど移動したところだ。

今回は主に出発までの経緯について書いていこうと思う。

no title

2 名無しさん 2016/07/25(月)19:11:38 FEl
電波届くのね

10 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:26:19 tPK
>>2
実は今だと、かなりの発展途上国の田舎でも携帯のインターネット回線があることが多いからテザリングすればネットできるw

4 名無しさん 2016/07/25(月)19:12:23 icv
やっぱり戦闘がないと話にならない

10 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:26:19 tPK
>>4
ロバとおれとの戦闘ならある
おれのロバはかみつくとメガトンキック覚えてるからw

5 名無しさん 2016/07/25(月)19:12:28 YeK
そっちで収入あるのか?



10 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:26:19 tPK
>>5
なんか売ればいいと思ってる
モロッコでよく売れてるお菓子作りは少しできるようになったし、営業力は自信あるんだけど今んとこ車としかすれ違わねぇwww

7 名無しさん 2016/07/25(月)19:13:21 5tu
モロッコにポケモンいるん?

10 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:26:19 tPK
>>7
やっぱ日本はポケモン人気なのかw
おれも早くやりたいw

17 名無しさん 2016/07/26(火)03:05:24 xJx
日本でもちょっと山に行くと圏外なのに外国は整備されてるんだな

19 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)03:58:55 KT4
>>17
そうそう、あとは日本よりビルも険しい山も少なくてだだっ広い場所が多いから電波が届きやすいって理由もあると思う。

9 名無しさん 2016/07/25(月)19:16:32 K6W
1日何キロぐらい進むのか

10 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)19:26:19 tPK
>>9
当初の予想をはるかに上回る距離歩けてびっくりしてるw
今んとこ一日最大35km

今回、おれがロバと一緒に旅しようと思ったきっかけは、以前エジプトでラクダの遊牧をしていた時に村でたくさんのロバが荷物を運んでいるのを間近で見たからだ。

大量の荷物、あるいは2、3人の人を乗せた荷車を引いてのんびりと歩くロバの姿は当時のおれにはとてもかっこよく見えた。
実際、ロバは牽引力に関しては馬にも引けを取らず、粗食にも耐え、一日に必要とする水分の量も少ないことから輓獣(何かを牽引するために用いられる動物のこと)としては古くから人々に重宝されてきた。

なので、いつかどこかの国で、寝泊まり可能な大きさの荷車をロバに引いてもらいながら旅をして、
余裕があれば行商のようなこともしてみたいと考えていた。(これはあくまでおまけ要素なので大きな利益をあげる必要はなくて、最高到達点はロバと自分の日々の食べ物を賄える程度だ。(一日に200円とか300円とかその程度の利益が出れば十分))

そして、どの国ならこの冒険が実現可能か検討したときに、モロッコならできるんじゃないかと考えた。
都会すぎる国だとロバの入手が難しかったり、法律的な問題や人の多さによる問題があったりするし、田舎すぎる国だと治安的な問題が生じてしまうんだけど、モロッコはその中間に位置していて、この冒険が実行しやすい国に思えた。
というわけでまずはおおまかな情報収集をするために、景色がきれいだというだけの理由でフィーリングで選んだ村、トドラ渓谷のティズギ村でしばらく暮らすことにした。
もしここでロバを手に入れることが難しかった場合はほかの村に移動して再度情報収集をする予定だ。

11 名無しさん 2016/07/25(月)19:30:13 y0c
ワイもやりたい

14 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)20:07:47 tPK
>>11
モロッコに来てからかかった準備費用は、ロバ代や滞在費含めて総額5万円くらいだったから結構手軽にできると思うw

12 名無しさん 2016/07/25(月)19:31:09 K6W
旅の無事を祈ります

14 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)20:07:47 tPK
>>12
ありがとう!
ちゃんと行く先々で情報収集して、安全に旅するようにする!

15 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/25(月)20:08:09 tPK
つづき
滞在してわかったことだが、ティズギ村には何頭かロバがいた。
そして、ティズギ村の近くの町、ティネリールでは週に1回アニマルマーケットが開かれることもあり、ロバがたくさんいたため、この村で情報収集をしてロバを購入することに決定した。

結果、情報収集のおかげでロバの情報が続々と集まってきた。
今回購入を検討したロバは全部で5頭だ。
性別は、気性が荒いというリスクはあるが、相棒としてオスと旅したかったので候補に挙げているのは全てオスのロバだ。
1DH=だいたい10円

1頭目
 若く、かなり大きい。普段はおとなしいがとても臆病で、棒を見せるとそれだけで暴れる。右耳が欠けていてよく見ると全身に傷があり、鼻にも目立つ傷がある。舌を鳴らす音に対しても不安そうにする。虐待に近いことをされていた可能性が高い。
ティズギ村のロバ。
値段交渉の開始価格1900DH

2頭目
 体は大きめ。つながれている時に必死に逃げ出そうと暴れていたため、かなり気性は荒いようだ。
ティネリールのロバ。
値段交渉の開始価格1700DH

3頭目
 小柄。かなりおとなしく、知らない人間が乗った場合でもおとなしく従順だ。足から少し血が出ていた。馬力も十分なようであったのが、長期の旅でどのようになるか、少し不安が残る。
ティネリールのロバ。
値段交渉の開始価格1000DH

4頭目
 3頭目よりは少し大きいが小柄。おとなしく、いうことをよく聞き、人が乗っても嫌がらない。
馬力は十分。
モロッコではロバに名前を付ける習慣はないが、このロバには「ブライト」という名前がついており、飼い主からかなり愛されているようであった。
ティズギ村のロバ。
値段交渉の開始価格 1000DH

5頭目
1頭目ほどではないがかなり大きい体を持つ。おとなしくて馬力もあるが、歩き方がほんの少し不自然であったため、長距離を歩けない可能性がある。
ティズギ村のロバ。
値段交渉の開始価格3500DH
ちなみにあまりにもふざけた開始価格であったため、「どのロバを買うかを今夜決めるから最低でも1700DH辺りまで下げてくれないと候補に入らない」と強く主張した結果2200DHまで値段が落ちた。


※おれが滞在している宿のあるティズギ村のロバを買った場合、そのまま出発直前まで元の飼い主に預かってもらえば出発までの間に調教がしやすいというメリットがある。
ティネリールのロバを買うと、ティズギ村にロバを置く場所がないため、ティネリールまで通わなければならず、出発までにロバとのコミュニケーションが十分に取れない可能性がある。

2頭目以外のロバは動かしてみたが、少なくとも短い距離であれば皆おれに従ってくれた。
動物を扱うのにはある種才能や経験が必要で、ふつう外国人はみなロバをほとんど動かせないと、何人もの現地人が驚いていた。
たぶんラクダの遊牧の経験が活かせているんだと思う。

お前らならどのロバにする?

写真はさっきあげ忘れたトドラ渓谷

no title

16 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)02:46:33 KT4
この条件だと、今回の冒険を確実に達成するには、4頭目が最適だったんだと思う。

でも、ブライトにはもうすでに素敵な飼い主がいたから、わざわざ引き離しておれの冒険に付き合わせるのはかわいそうに感じた。
それに、将来複数のラクダを操ってサハラ砂漠を横断したり、犬ぞりで南極を横断したりしたいと考えているおれとしては、
おとなしく従順なロバと旅するよりも扱いにくいロバと旅して動物を扱うことに関して少しでも経験値を得るほうが今後の冒険に繋がるだろうと考えた。

結果、おれは1頭目のロバを買うことに決めた。
このロバは候補のロバの中で最も体が大きく、若かったため、もしうまく扱えれば一日にかなり長い距離を歩くことができるだろうと考えたことも理由の一つだ。

ちなみに値段交渉の結果、200DH値下げされたから、このロバの最終価格は1700DHだった。
値段的には相場よりも少し高いぐらいだったけど、今回はロバを2頭買うことも視野に入れていて、ロバ購入に対する予算は4000DHだったから予算的にはむしろ余裕ができたくらいだった。

次の日から、散歩による調教が始まる。

no title

18 名無しさん 2016/07/26(火)03:08:45 xJx
アラビア語話せるの??

19 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)03:58:55 KT4
>>18
エジプトで1ヶ月弱ラクダの遊牧を手伝ってたことがあるんだけど、その時の村では英語はほぼ通じなかったからそこで覚えた
正則アラビア語の文法はエジプト行く前から勉強してたからそれなりに話せる
ただ、同じアラビア語といってもモロッコでは全然違う言語が使われているから、モロッコ語はアラビア語と共通の、本当に基本的なことしか話せない。

でもモロッコでは田舎でもフランス語が話せれば全く問題ないから大丈夫。
唯一山の中で暮らしてる遊牧民の人たちだけは、ベルベル語という言語しか話せない上に、山ごとに文法が違うとかそういうレベルだから、
旅の途中で山を越えてる時なんかに出会ってお茶をごちそうしてもらったりするけど、全く意思疎通できないwww


つづき
朝10時ごろ、散歩をさせるためにロバに会いに行く。

とりあえず警告を少し歩かせてみて様子を見るつもりだ。

元飼い主は購入後に関しては協力的ではなかったし、モロッコの一般的な考え方として、ロバは「道具」で、痛い目に合わせようが何をしようが言うことを聞かせられればそれでいいという考え方があるため、調教はほとんど一人でやることにした。

なので、使える経験としてエジプトでラクダを遊牧していた時のことを思い出してみる。
おれが遊牧を手伝っていたラクダに関していえば直接叩いたりあてたりしなくても、集中力が切れていたり興奮しているラクダを誘導する為には棒や石などでラクダの気を引くことは重要だった。
ただ、このロバは棒を怖がるし逆効果かもしれないな、と考えていると、元飼い主やわらかいゴム製の棒を差し出してきた。

うん、これなら痛くないから怖くないだろう。

よし、ラクダの時みたいに斜め後ろあたりから優しく追い立てる感じで…

と、その瞬間、ロバがいきなり体をひねり、それと同時におれの膝のあたりに立て続けに二度、痛みが走る。

蹴られた。
ロバは馬よりも体は小さいため、そこまで深刻なダメージではなかったが、とにかくこいつに対して棒を使うべきではないらしい。
そして、おれを蹴った後も怒りが収まらないようで、大きな声で鳴き、おれを威嚇する。
鼻息荒く、低い声で唸りながら、じりじりとおれににじり寄ってくる。

うん、怖いw

でも、ここで引いたら動物に認めてもらえなくなることは知っていたので、おれは一歩も引かず、毅然とした態度で、そっちじゃない、こっちだ、と手綱を引き、ひとまず近くの柱に結び付ける。

しばらくすると気がすんだのか、おとなしくなり、柱の縄をほどいても暴れず、のそのそとおれについてくるようになった。

no title

20 名無しさん 2016/07/26(火)04:00:48 yfg
マジでスゲーな・・・。その行動力が羨ましいスゲー楽しそう

26 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)06:04:09 KT4
>>20
ようやくちょっとずつ大きいことができるようになってきたんだぜ!

25 サテンドール◆s0.5DG7lIsK8 2016/07/26(火)05:09:48 qWX
改めてちゃんと読み直した
俺なら1のロバを選ぶかなと思ったら、1のロバで何故か安心した
しかしこの行動力と実行力は尊敬に値するな

26 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)06:04:09 KT4
>>25
このロバの気性が荒いのは、彼自身の性格の問題なのかもしれないけど、人間たちが虐待とかをしてたからこんな性格になった可能性も考えられるから、
このロバには幸せになってほしいと思ってる。
実際、旅に出てからはかなりおとなしくなったからやっぱり環境的な要因が大きかったんじゃないかと思ってる。


つづき
ロバと一緒に歩いていると、現地の若者数人が近づいてきた。

若者「おい、日本人!
(狭い村なので、「日本人がロバを買いたくて情報収集している」という情報は村人のほとんどが知っていたようだ。
だから、結託して値上げされた場合でも対応できるようにティネリールのロバの情報も集めてた。)
そのロバ買ったのか?どれ、おれが扱い方教えてやるよ!」
おれ「いや、こいつ攻撃的だから危ないんだって!棒使ったら怖がるからやめてくれ!」
若者「大丈夫だって!ほら、こうやって…」

その瞬間、何度も繰り返してやり慣れているとしか思えないほど鮮やかかつなめらかに、ロバは体を回転させ、若者に向かって蹴りを放つ。

ロバの蹴りは若者の下腹部にクリーンヒットし、若者はよろめいた。
とりまきの若者たちは笑っていたが、蹴られた当人は怒っていた。

若者「なっなんだこいつ!ふざけんな!!」
おれ「だから駄目なんだって!これ以上こいつを刺激しないでくれ!」

27 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)07:27:25 KT4
その後、その若者たちを振り切って歩いていると、おっさんが話しかけてきた。

おっさん「おぉ、そのロバどうしたんだ?どれ、おれがロバの扱い方を…」
おれ「あ ぶ な い か ら 、さ が っ て!」
おっさん「何言ってるんだよ、ただのロバじゃないか、こんなやつ…」

おっさんがロバに近づいたその瞬間、またしてもロバは蹴りを放った。


そしてその後、「危険だ」と説明するも、いうことを聞かずに追い立てようとしたりおれから手綱を奪ったりした現地人を2人ほど蹴り飛ばす。

どうやらこのロバは極度に繊細で、からかおうとしてくる人間や怒っている人間を敏感に感じ取って攻撃しているようだ。

この出来事があるまでは「右耳が欠けていて三日月みたいだからモロッコ語で三日月という意味の『アイユール』君なんてどうだろうか」なんて考えていたが、この出来事によってこのロバの名前は決定した。
「反骨精神のある」や「たくましい」という意味を持つモロッコ語の単語「モカウィム」から、『モカ』君で決定だ。

no title

30 名無しさん 2016/07/26(火)10:30:19 qWX
>>27
モカって意味も知らずに聞いたら座敷犬みたいじゃねーかwww
アイユールが素敵だったのに

34 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)16:40:26 KT4
>>30
www
アイユールも捨てがたかったんだけどねw

28 名無しさん 2016/07/26(火)07:43:54 vhq
深夜特急でも読んだのか?こじらせ杉

34 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)16:40:26 KT4
>>28
いろんな出会いや経験があって今の人生に落ち着いたんだぜw
今回以前にもいろいろしてる
一番最初はフィリピンで友達が行方不明になったのがきっかけだったけど

33 名無しさん 2016/07/26(火)15:40:03 AwD
なんか心当たりあると思ったらやっぱりまたお前か

前回の旅で死にかけたとは言ってたが懲りないやつだwww

34 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)16:40:26 KT4
>>33
ラクダスレ見てたのかな?
まとめには載ってないけど、実はあの後カメルーンの森の中でピグミー族と一緒に自給自足生活したりもしてたw
懲りるとか脳内辞書に載ってないwww


つづき
動物に対して、舌を鳴して「進め、こっちに来い」という指示はエジプトでもモロッコでも共通だったんだけど、その音を聞くとモカはその音を警戒して不安そうにした。
たぶん、今までのいやな思い出を思い出すんじゃないかと思ったから、今回そのやり方は使わないことにした。

怖い思い出や不安なイメージを少しでも払拭するべく、モカを動かす際の掛け声は、ラクダを遊牧していたころ、ラクダ飼いのサリーマンという男が使っていたもう一つの「進め」の言い方、「ホップホップホップホップ」を使うことにした。

その日はモカと一緒に1kmほど歩くことができた。

そしてその夜、出発までの短い期間でモカと少しでも仲良くなる為に何ができるかを一晩考えた結果、ジャガイモの皮やスイカの皮などの食べ物をモカにやり始めることにした。
スイカの皮やジャガイモは特に好物のようだ。パンの切れ端もやろうとしたが、あまり好みではなかったらしい。
ニンジンが好きだと現地人はいうが、ラマダン(イスラム教徒の断食期間。この時期は普段手に入るものでも入手が難しいことが多い。)明けであったため食料品の供給はほとんど停止しており、手に入らなかった。

40 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/26(火)23:23:11 KT4
つづき
さて、次の日、モカを散歩に連れ出す際に元飼い主と揉め事になった。
元飼い主が酔った勢いで、「今すぐ金をよこせ。そうしないとロバを取り上げる。」といきなり言い出したのだ。
金銭の支払い時期は今日か明日、ATMのある町まで行ってからでいいという話になっていたし、出発までの期間の散歩はモカを購入した際の約束に含まれていた。

飼い主の妹曰く、「今渡すと飲みに出かけて使うだけだから渡さないで。あのロバは家族みんなで出資して購入したロバだからそんなことにお金を使わせたくない」とのことだ。

結局、妹さんがうまくなだめてくれているすきに散歩に出発したんだけど、モカも空気読んだらしく、おれのペースに合わせて走り出した。

この時初めて気づいたが、走るとモカは興奮し、今にも蹴りだしそうな雰囲気になるようだ。
そして、その日の散歩で、一定の条件を満たすとモカは興奮するということが分かった。
その条件は大まかに以下の通りだ。

・走っている時
・疲れがたまってきた時
・大きな音を聞いた時
・他のロバや馬に会った時。特にメス馬がいたときは少しでもメス馬に近づこうと必死になり、しばらくの間全く制御できなくなるw

興奮すると制御するのに神経を使うせいでかなりおれが疲れる。
まず、おれよりも少し速いペースで歩き出し、おれを追い抜きそうになる。
追い抜かされると制御できなくなるので、いったん止まらせるが、止まらせるとおれを威嚇し、鼻息を荒くしながらじりじりとおれに近寄ってくる。
あまりに距離が近すぎると危険なので、ある程度まで近づいてきた時点でまた「進め」の命令を出し、歩かせる。
そしてまた追い抜かされそうになってきたらまた「止まれ」の命令を出す…といった感じで何度かこれを繰り返せば興奮はおさまるようだが、かなり集中してタイミングを見計らって指示を出さなければならない。

この日は昨日よりも長く、2kmほど歩いたが、その間モカは7回ほど興奮したため、かなり疲れた。

43 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/27(水)04:53:05 24O
つづき
さて、次の日

昨日から餌をやっていたおかげで、少しモカとの距離が縮まったようで、一人で頭絡(頭につけてる赤いベルト)を付けたり外したりできるようになった。(今までは頭に手を近づけただけで強く拒絶されていた。)

散歩も、2kmほど歩いたけど1回しか興奮せず、昨日の反抗的な態度は何だったのかというくらいおとなしかった。

この調子で仲良くなっていけば、最大の難関であると予想してる荷車の接続も難なく行えるかもしれない。

ただ、モカは噛むのが好きなようで、隙あらばおれの首を噛もうとしてたから、とりあえず最初はミニバケツを口にかぶせることにした。


さて、モカに関することがある程度落ち着いたから、次は荷車について考えないといけない。

おれが寝ることができるくらいの大きさで、それとは別に荷物も収納できて、モカが引きやすいようにできるだけ軽い荷車を手に入れないといけなかった。

ただ、情報収集の結果、現代のモロッコにそんな荷車はもうほとんど残っていないことが分かった。
モロッコでは6、7年前まではロバや馬に荷車を引かせるのが一般的だったらしいけど、今はトラックやバイクに完全に取って代わったらしく、ロバの利用方法としては、今では背中に直接荷物を載せて運ばせる扱い方しかされていないらしかった。

というわけで中古の荷車の購入に関しては絶望的だった。
でも、この程度で冒険に対して溢れ出すおれの気概がなくなったりはしない。


中古のものがないならどうすればいいか。


そう、作ればいい!!!

というわけでこの日から、おれと宿の主人(日曜大工が趣味)、そして町の鉄鍛冶屋や木工職人たちによる荷車づくりが始まった。

no title

45 サテンドール◆s0.5DG7lIsK8 2016/07/27(水)08:33:20 vZJ
>>43
すまん、作ればいいで噴いてしまったwww
どこのTOKIOだよwww

48 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/27(水)19:35:07 24O
>>45
今回は職人さんたちに助けてもらったけど、いつか金属の切断や溶接が一人でできるようになりたいな

46 名無しさん 2016/07/27(水)17:55:29 Iyr
治安とかどうなん?

48 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/27(水)19:35:07 24O
>>46
画像は外務省の海外安全ホームページの情報
モロッコではここ5年、外国人を対象にしたテロや誘拐事件は起こってない。
ちなみにモロッコの治安に関して一番たくさん外国人向けの情報を持ってるのは在モロッコフランス大使館なんだけど、そこの安全情報でも国境以外は注意してれば大丈夫って書いてある。
超安全な国なんだぜ!

no title


つづき
まず、どんな荷車を作りたいかを考える。

本当は4輪の馬車のようなものにしたかったんだけど、ロバに引かせる場合バランスの問題と、モロッコの道路交通法に抵触することによる税金の支払い義務の懸念があった。
ほかにも、モロッコでこれまで使われていた荷車は全て2輪だったため、4輪よりも2輪のほうがいくらか目立ちにくく、より安全に旅ができるだろうと考えたということもある。

タイヤは、自転車のタイヤだと強度に問題があるし、車のタイヤだと大きすぎるのと値段も高くなってしまうため、バイクのタイヤを使用することにした。


荷車の長さは、あまり長いとモカが引きにくいということを考えて160cm、それに合わせて幅は80cmにした。
この長さだと寝るときに足がはみ出してしまうが、海外では基本的に野宿のおれにとっては大した問題じゃなかった。


そしてこの大きさだと、荷物の収納が難しくなるため、荷車を2層構造にして、下は荷物入れ、上は寝床という感じにした。

あとは、少しでも軽く作るため、金属を使うのは土台や屋根などのフレーム部分だけにして、あとは全て木で作ることにした。


さて、どんな荷車にするかが決まったので、早速町で鉄鍛冶屋をやっているアフマッドさんに事情を説明し、金属フレーム部分を作ってもらう。

no title

no title

49 サテンドール◆s0.5DG7lIsK8 2016/07/27(水)19:39:28 vZJ
>>48
溶断、溶接なんかはすぐに慣れるよ
日本の資格制度が厳し過ぎるだけ

それにしてもそのバイタリティは見習いたい

50 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/28(木)05:54:49 iBK
>>49
まじか!
今度は自動車工場とかでバイトしてみようかな…


つづき
出来上がったフレームにタイヤをつける。

no title

屋根の部分

no title

次は木材を購入し、金属フレームにうまくはめられるよう、また、釘と木工のりだけで十分な強度になるよう、木工職人に加工してもらう。

no title

屋根のフレーム写ってないけどこの時点でこんな感じ

no title

54 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/28(木)18:21:37 iBK
つづき
とりあえずフレーム部分を数人がかりでモカに装着してみる

no title

ん、なんか曲がるときぎこちないな…

モカに接続してる棒の根元

no title

だめじゃねぇか!www

フレーム部分を鉄鍛冶屋のアフマッドのところにもう一度持って行って補強してもらう。

完成!

no title

次は上に乗せる木材の部分を木工のりと釘で組み立て、ペンキを塗っていく。

no title

屋根の部分は汚れてしまって使えないカーテンを譲ってもらった

装着!!!

no title

よし、これを引いてモカのところへ…

no title

no title

全然だめじゃねぇか!!!www

軽トラ借りて鉄鍛冶屋のアフマッドのところに持っていく。
これでアフマッドの世話になるのは3回目だ。

アフマッドは職人なのでフランス語がほとんどしゃべれないが、さすがにこの頃にはかなり仲良くなってたw

おれ「アフマッド!!全然だめだったwww」
アフマッド「はは、なかなかうまくいかねぇな!
でもこの状態(木材の部分も乗った完全な状態)ならしっかり補強してやれると思うぜ?」

3度目の正直、というかもっかい全部町まで運ぶのは面倒なので、丸一日かけてやりすぎなぐらいしっかり補強してもらう

57 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/28(木)23:18:58 iBK
そして完成!
あとあと補強したり改築したりするんだけど、これが一番最初旅に出たときの荷車だ。
ちなみにこのときペンキは近くにいた子供に塗ってもらったからこんなに乱れてるw
このクオリティでチップ要求とかおこがましいわwww

no title

寝床の下には荷物入れがある
奥には非常用のモカの食料が入ってる

no title

寝床はこんな感じ
右にある石は岩塩でモカのおやつだ

no title

最終的に荷車作成にかかった費用は大まかに以下の通りだ。

・材料費
・・・木材400DH、金属300DH、タイヤ250DH、布100DH、その他釘、金具、ペンキなど200DH
・職人の加工費
・・・木工100DH、金属200DH(初回)+100DH(2回目)+200DH(3回目)
・ペンキ塗ってくれた子どもへのチップ
 ・・・1DH

計1851DH(およそ19800円)

58 サテンドール◆s0.5DG7lIsK8 2016/07/28(木)23:31:04 pVv
>>57
やっす!やっす!
物価ってこうも違うもんなんだなあ

59 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)06:33:02 a1B
>>58
こっちでは家具もリヤカーも基本オーダーメイドで作るのが一般的なんだ。
日本だと考えられないよね

つづき
さて、これでロバの調教もそれなりに終わり、荷車も出来上がったから出発できるんだけど、最初にどの方向に向かうべきなのかについては実はまだ決まってなかった。
出発地点のティズギ村から行くことができるルートは以下の3つだった。

1、都会(ワルザザート)ルート

no title

・メリット
 なんでも手に入る
 人がいるから困ったとき助けてもらいやすい

・デメリット
 モロッコの街中は日本の地方都市並みに発展してるから、自動車や人々とモカや荷車がぶつかった場合めんどうなことになる可能性がかなりある。
 モカを一時的にどこかにつないでおくことが難しい。


2、砂漠(メルズーガ)ルート

no title

・メリット
 砂漠好きで、いつかサハラ砂漠を横断したいおれとしてはかなり行きたい場所
 ※水源が十分にあることは確認済み
 ※最初にこのルートを選ばなかった場合、その後モカを連れて砂漠に行くのはかなり難しくなる

・デメリット
 暑さによってモカが弱ってしまう可能性がある。もちろんおれも。
 砂漠に行った後は引き返すか都会ルートを選択するかの2択。


3、山(イミルシル)ルート

no title

・メリット
 イミルシルは湖と豊かな緑があり、モカにとってはこの上なく最高の環境。
 道中車がほとんど通らないので、面倒に巻き込まれるリスクが少ない。

・デメリット
 モロッコ一標高が高いと言われている村(アグダル)を経由しないといけないため、かなり登り坂が多く、モカが荷車を引いて登れない可能性がある。
 人がほとんどおらず、携帯の電波も最も不安定なルートのため、緊急時に助けを求められない。

60 名無しさん 2016/07/29(金)07:29:51 1lS
大砂丘は見てみたいが ロバとリヤカーの相性が悪そう

72 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)21:13:22 a1B
>>60
そうなんだよなぁ
砂漠にモカ連れて行った場合、荷車引いたモカじゃ砂丘歩けないんだよなぁ

61 サテンドール◆s0.5DG7lIsK8 2016/07/29(金)07:39:45 qoQ
どのルートを選択するんだろう?
俺なら山ルートだけど主は砂漠ルートかな?

72 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)21:13:22 a1B
>>61
どのルートも一長一短だから結構迷ったw

62 名無しさん 2016/07/29(金)07:51:22 dsu
モカくんかわいい

72 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)21:13:22 a1B
>>62
めっちゃかわいいぜ!
写真は砂浴び(ラクダやロバがストレス発散のために行う行為)中のモカ

no title

73 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)21:32:57 a1B
つづき
まずは都会ルートについて
人がたくさんいて、情報も食べ物も手に入りやすい状況は魅力的だけど、旅に出てまだ慣れてないうちに都会に出てしまうと、おれがモカを制御しきれず場合によっては損害賠償ものの大きな問題が起こるかもしれないと考えた。
だから、都会は行くとしてもできる限り後にすべきだと思ったから今回都会ルートはやめておくことにした。

残ったのは砂漠ルートと山ルートだ。
おれとしては両方とも捨てがたかったし、山ルートは険しく、砂漠ルートは暑いから両方ともかなりリスクのあるルートだった。
でも、最後に決め手となったのはどちらのルートがモカにとって幸せか、だった。

今回の冒険にしたって、おれはおれ自身のやりたいことをやってるだけだけど、モカはそれに付き合わされている形になってるわけだから、できる限りモカに配慮した冒険にすべきだと思った。

…というわけで、進むべきルートは山(イミルシル)ルートに決定!
それに伴って、終着点はモロッコ北端の港町、タンジェになった。
ちなみにもし山を登ることが不可能だった場合は引き返して砂漠ルートに切り替える予定だ。


これで出発準備がすべて整ったので、すぐに出発することにする。
本当はもっとしっかりテストと準備をしてから出発したかったんだけど、荷車やモカの場所の問題があったため、準備ができ次第出発することになった。
あまり詳しくは書きたくないけど、モロッコはご近所づきあいがかなりシビアな感じらしい。
飼っている犬や家畜が隣人によって毒殺された話はいくつか聞いた。

そんなわけで、準備がすべて整った次の日、朝4時半に起きてモカに大量の餌をやりに行く。
ちなみにモロッコは昼は暑すぎて、夜はもちろん暗すぎて移動できないから、早朝と夕方しか移動できない。

だから、明るくなったらすぐに出発することにして、餌を勢いよく食べるモカを見守る。

おれ「よっしゃ、頑張ろうぜ、モカ!!!」
モカ「…」モシャモシャ

ちなみに一日にモカが何km歩けるかわからなかった(散歩では最高3km/2時間)から、出発前のこのときは一日最高15km、平均でだいたい8km移動できればいいと考えていた。

次第に日が昇り、明るくなってくる。
たくさん食べたので1時間以上かかったが、朝6時頃にはモカの食事も終わっていた。

さぁ、気合い入れて出発だ!
まずはトドラ渓谷を超えて、山岳地帯へ!!!

かくしておれは、気性が荒く反抗的なモカと一緒に、モロッコ放浪の冒険を始めることになった。

no title

no title

おわり

74 名無しさん 2016/07/29(金)21:34:28 Qc7
打ちきりかよ

75 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/29(金)21:37:50 a1B
>>74
いや、この先もまた書いていこうと思うんだけど、今まだ旅の途中だから内容が薄くなっちゃうんじゃないかなと思ってw

出発後に関しては数か月後に全部終わってからダイジェストで書いていったほうがいいよな?

76 名無しさん 2016/07/29(金)21:41:14 rG1
そっか無事を祈るぜ 冒険が終わったらまたここに遊びに来てや

83 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/30(土)04:45:34 ctR
>>76
分かった!
読んでくれてありがとう!

87 名無しさん 2016/07/30(土)19:07:57 lDH
すげーなこのスレ主

88 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/30(土)23:21:21 ctR
>>87
だんだんできることが増えてきたんだぜw


とりあえず出発後の話を書く前に簡単に経歴を書くことにする。
スレを読んでく上で参考にしてくれ。
質問があれば答える。

2010年
行方不明になった友達を探しにフィリピンに行く。これまでの海外経験は高校の研修旅行のみ。これが海外や冒険に興味を持つ最初のきっかけになる。

2012~2013年
大学を休学し、国内外問わず転々として経験を積む。
海外ではスラム街に入り浸り、ヒッチハイクや野宿などを繰り返して友達を作り、危機管理能力を高める。また、護身用にフィリピンの杖術(素手でも使え、相手の武器を奪い取ることに秀でた武術)もかじる。
国内では歌舞伎町や難波、祇園で客引き系の仕事をして交渉スキルを磨く。プログラミングのスキルを身に着けたのもこの頃。

2014年
大学に復学。ジムに通い、護身用にキックボクシングを始める。毎週5日~6日、3時間ほどひたすらサンドバッグを叩く。グ×ーブとバンテージをつけていたが、手に一生ものの傷ができた。
空いた時間を利用して国内外の様々な場所へ行き、離島でサバイバルをしたり、地下水路をビニールボートで下ったりする。

2015年
大学を卒業。ラクダと一緒に旅をしようとするが、イスラム国の影響で砂漠が厳戒態勢であったため、ラクダの遊牧に切り替える。(前スレ参照)
海外ボランティアの一員として、2か月ほど訓練を受ける。内容は発展途上国で生き抜くために必要な教養やビジネス英語、サバイバル訓練や感染症への予防接種などだった。
本来はコンピュータ教師としてオセアニアの島国に派遣される予定であったが、もろもろの事情により派遣されることはなかった。

2016年
カメルーンの熱帯雨林の中でピグミー族と共に自給自足のサバイバル生活をする。基本的な食べ物はキャッサバで、たまに森でとれたネズミの肉や蜂蜜などが食べられた。飲み物は泥水しかなかった。(前スレ参照)

荷車を引いたロバと一緒に放浪の旅がしたいと考え、モロッコで実行に移す。
現在は第一の目的地であるイミルシルに滞在中で、天候などの条件が良ければ明日出発する予定。

90 【吉】【3751円】【26】 2016/07/31(日)00:21:46 4RQ
すごい行動力だなw

93 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/31(日)06:46:27 8Al
>>90
人生一回きりだから走れるだけ走ってみようって感じだ!

91 名無しさん 2016/07/31(日)00:22:53 bVe
モロッコでロバと旅とかうせやろお前

93 1◆jHsnWuH7MU 2016/07/31(日)06:46:27 8Al
>>91
ほんとなんだよなぁwww
RPG気分で予想以上に楽しいwww
頭ん中お花畑の25歳なんだぜ!

97 名無しさん 2016/08/01(月)20:34:24 7mX
なんだこのスレ主
釣りじゃなかったらすごく壮大だな

99 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/04(木)05:06:10 xIK
>>97
壮大か…
やってる側からするとあんまり分からないけど、壮大な事をやってるのかもしれないw

出発後の話も少しずつ書いていこうと思う

まずはトドラ渓谷!
ここを越えてから、モロッコで最も標高が高い位置にある村だと言われているアグダルを経て最初の目的地、イミルシル(標高が高いので涼しくて緑豊かなためモカにとって最高の土地)に向かう

さて、実際、歩き始めるとかなりスムーズだった
緩やかな坂道もいくつかあったんだけど、モカはものともせず、むしろ登り坂になると小走りになった

想像以上のタフさだ

結果、なんと午前中に22km(事前の予想では一日最高15kmの予定だった)も歩いて隣のの村まで行くことができた
まだまだいけそうだったけど、初日だったのと無料のキャンプスペースのあるホテルがあったのでそこで泊まることにした

途中、警察に質問されたけど、想定していたような賄賂の要求やロバの差し押さえなどは一切なく、フレンドリーな雰囲気で旅の予定などを質問されただけだった

さて、その夕方、おれはモカに十分な餌をやるために散歩をさせていた
餌もやり終わり帰ろうと歩いていると、モカがいきなり座り込み、軽く腰を動かし出した

砂浴び以外でモカが座る姿は始めてみたので、何が起こるか全く分からなかった
その後、すぐにモカは立ち上がったが、地面が濡れていて、モカの下腹部辺りから斜め下にそそりたつモノから滴る半透明の液体が、モカが今何をしていたか雄弁に物語っていた…

おれ「いや、お前何やってんだよ…」

多分、今日はモカにとって新しいことだらけだったから興奮して感極まったんだろうと思う

その日はそのままホテル前のキャンプスペースで野宿した

no title

101 名無しさん 2016/08/04(木)05:15:24 aKp
>>99
モカワロタwww

107 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/07(日)06:37:25 cex
>>101
とりあえずモカが若いってことはわかったwww

100 名無しさん 2016/08/04(木)05:11:38 zdQ
こんな映画か小説みたいな生活してる日本人がいることに驚いた
その気になればやれない事なんてないんだなあ

107 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/07(日)06:37:25 cex
>>100
そうそう、自分の人生は自分が主役だからな!

107 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/07(日)06:37:25 cex
つづき
次の日

朝5時に起きて餌をやる
この頃には荷車の着脱もかなり慣れてきて、モカを引きながら何かほかのことをする余裕が出てきた

この日起こったことで特筆すべきなのはランニングだ

モカが興奮するタイミングに合わせて走るとモカも一緒に走ってくれるため、どちらが先に走れなくなって歩きだすか、勝負することができる
平坦な道だと基本的にモカに軍配があがるが、登り坂だとさすがに荷車のハンデがあるためおれが勝つ

モカは、早くも旅への慣れが出始めていて、他のロバや馬と会ったときもこれまでほど騒がなくなった
今までは、オスなら喧嘩をしにいき、メスならセッ○スを申し込むといった感じだったんだけど、今日は軽く眺めるだけの時もあった

夕方、寝る場所が見つからず、通行人に安全だと教えてもらった丘の上に行こうとしたんだけど、道が途切れていて、大きな石がごろごろしている砂利の登り坂を通らなければたどり着けなかった
荷車を引いているモカにとってはかなりしんどい道に感じられた

丘の上に行かずに下で寝ると鉄砲水の危険があるらしい

辺りはどんどん暗くなり、もう他の場所を探すのは不可能に思われた

おれ「モカ!頑張れるか!」
そう声をかけて手綱を引くとモカはゆっくりと歩き出したが、登り坂に差し掛かると完全に動きを止め、いくら声をかけても手綱を引いても動かなくなった
「いやさすがにこれは無理w」
モカがそう言っているように思えたので、手綱を離しておれが後ろから押す
荷車を押しながらモカに進むよう指示を出すと、ようやくモカが動きだし、その後、時間はかかったが(おれが力を緩めるとずるずると荷車が坂道を下ってしまう)なんとか丘の上まで荷車を運ぶことが出来た

その日は満天の星空のもと、その丘の上で野宿することにした

no title

112 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/10(水)21:24:42 LVi
つづき
次の日

朝起きてモカに餌をやる

寒すぎる
昼は暑すぎるのに朝は寒すぎる

この日、午前中に通った道は全て登り坂だった
モカが時々しんどそうにするため、こまめに休憩と水分補給をさせながら、時には少し荷車を引くのを手伝ったりもした
そのかいもあって、昼までにかなり高いところまで登ったので、真昼でもそこまで暑さを感じなかった

そういえば昨日のこともあってか、モカとの関係がかなり前進したように感じる
基本的に縄を持たなくても道草を食わずに進み、また、機嫌が悪くない限りは止まれ、進めなどの命令を音で判断して行動してくれた



そして、日が沈む頃、ついにモロッコで最も標高が高い位置にある村であるアグダルにたどり着いた

この村はRPG風に言うとペガサスとかで移動する天空都市的なポジションだとおれは勝手に思っていたんだけど、そのイメージはあながち間違っていなかった
これまでの村とは比較にならないほどたくさんの馬とロバがいて、村の人々はかなり多くがロバや馬に乗って移動していた
家族単位で暮らしている遊牧民の人々以外でこれほど密接に動物と共存している人々を見たのは初めてだった

馬やロバの暮らしやすい気候と、人々にとって移動の難しい山岳地域の地形の条件が合わさったことによって、この村はこんな状態になっているんだろうと思った

そして村についたとたん、たくさんの人がよく来たと言ったり、質問攻めをしたりした
おれが来ることは村全体に知れ渡っていたらしい
ここは観光地化もされていないし、外国人が来ることはほとんどないから、「ロバを連れた外国人が村に来る」なんてのはかなり珍しいことだったんだと思う
モカの餌を分けてくれる人も何人かいたため、瞬く間にモカの前にはご馳走が並んだ
おれもモカに岩塩とメロンを半玉あげた

no title

モカ、お疲れさま


その日は村長の提案で村の外れのサッカーコートの中で野宿することになった
おれもモカも疲労困憊だったため、寝る場所が早く見つかったのは正直かなり助かった

110 名無しさん 2016/08/07(日)07:06:35 2Vq
25才って俺と同い年か・・・
世界は広いな

112 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/10(水)21:24:42 LVi
>>110
流れに任せてたらこんな人生になったwww

113 名無しさん 2016/08/11(木)06:13:38 Poo
標高 何mくらい?

114 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/13(土)05:10:23 3PC
>>113
アグダルはだいたい2400mくらいだ
「最も高いところにある村」じゃなくて最高地点だったらもっと高いんだろうけど、モロッコ自体そんなに起伏の激しい地形の国じゃないからそんなに変わらないかも


つづき
さて、あと少しでとうとう第一の目的地、イミルシルに到着する

ちなみに今のところ目的地は全部で5つあって、湖がある山岳地域のイミルシル、モロッコ一大きい樹があるアズロウの森、世界最大の迷宮都市フェズ、町全体が青と白の町シャウエン、そして交易で栄えた港町タンジェだ

この日はモカの集中力が切れているようだった

そしてこれまで書いてこなかったけど、出発して以来毎日雨が降っている

基本的に日本の雨みたいに何時間も降り続く訳ではないけど、モロッコは今雨季なので30分から1時間ほど毎日雨が降る
この日の雨は特に強くて長く、2時間ほど降り続いた
35kmの道のりを、雨に濡れながら、また、ずぶ濡れになっているところでトラック運転手のおじさんに壊れた上着を恵んでもらったりもしながら突き進む
途中、羊やロバ達がたくさんいる放牧地帯があったのでモカを行かせてみたが、他の雄ロバと蹴り合いの喧嘩になったのですぐに引き返させた

no title

そして辺りが薄暗くなる頃、ようやくおれとモカはイミルシルにたどり着いた!
イミルシルはそれなりに発展している村で小さいながら鉄鍛冶屋などもあるので、装備の補充と荷車等の改善、そしておれとモカの休養を兼ねて1週間ほど滞在する予定だ

さて、ここまでの4日間で、今回の冒険をさらに充実したものにするためにおれは1つ思っていたことがあった


「卵食いてぇ…」

おれは超がつくほどの卵好きで、卵を使った料理はだいたい好物だ
卵かけご飯を醤油をかけずに味わう方が好きという程度には卵が好きだ

でも移動しながらだと卵の入手自体が困難だし、どこかで大量に買いだめしたとしても運んでいる間に割れるリスクと鮮度の問題がある

より充実した生活を送るためには定期的に鮮度のいい卵を得ることが必要だった

というわけでこれからおれがやった新鮮な卵の入手方法を書いていこうと思う

①まずはその辺の木材と金網を用意します
(ごめん、この辺の写真全然撮ってなかったw)

no title

115 名無しさん 2016/08/13(土)05:31:41 UUY
言語はどうなんですか!
話せるんですか!通訳ですか!

121 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/15(月)16:37:27 8AM
>>115
モロッコで使える言語に関して言うと、今おれは英語とフランス語が話せて、簡単な会話ならスペイン語と正則アラビア語、モロッコ語で出来るって感じだけど、それでも道中出会う遊牧民の言葉は全然分からないし、挨拶以外はジェスチャーになることも多いから苦労してるwww

117 名無しさん 2016/08/13(土)05:37:56 UUY
私もこういう村や町を目指して歩いたり海を目指してあるいたりドラクエのようなものに憧れています!
おすすめの地はありますか!!

121 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/15(月)16:37:27 8AM
>>117
おすすめかぁ
おれ自身十数ヵ国しか行ったことないからなぁ…
でも、賄賂とか強盗殺人が横行してない比較的田舎の国または地方なら楽しめるんじゃないかな?
ベタだけどスペインの聖地巡礼とかなら情報もたくさんあるから安全に楽しめると思う
おれの友達も何人かやってたし
アクセントが欲しいなら今回のおれみたいにロバ連れていくとか、何かしらのクエストを課してみるとかやってみたらもっと面白いかもしれないし、きっとそこからいろいろ見えてくると思うよ!
応援してるから頑張れ!

120 名無しさん 2016/08/13(土)06:14:18 UUY
友人やお供をつれるとトラブルが起きそうですね!
一人がやはりよいのですか!

121 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/15(月)16:37:27 8AM
>>120
うん、いくら仲良くても一緒に旅するとちょっとした価値観の違いでお互い我慢の連続になるかもしれないし、何よりおれに同行してくれた人が危険な目にあったときに責任とれないからおれは通訳含めて誰も同行させないことにしてる
よっぽど危険の少ない旅か、もしくはおれが誰かを守れるくらい技術と経験を得て強くなって余裕が出来てからなら友達と旅するのもきっと楽しいだろうなぁ

つづき
②木材と金網を加工して余った布なんかも使って箱を作り、荷車に設置します

no title

あとは市場の肉コーナーもしくは近隣の村人から必要なものを入手して作成した箱に入れれば終了だ

…うん、移動しながらにわとり飼おうと思ってるwww

そしてにわとりのエサを買いに出掛けようとしたとき、おれは荷車の下に何かがいるのに気づいた

おれ「何やってんだよ…」

no title

その子猫はおれが眺めているのに気付くと顔を上げ、物欲しそうな顔でにゃあとないた
がりがりに痩せていたし、かなり弱っているみたいだ
おれ「いやいや、おれ猫のエサとか何も持ってないって」
えぇと、おれが持っているのは小麦粉とパスタの乾麺、モカにやるための干し草と水、あとは非常用の鰯の缶詰めぐらいか

…うん、子猫にやれそうなもんあるなw

缶詰めをあげると子猫は勢いよく舐め始めた
やっぱりおなかが減っていたんだろう

no title

おれ「よし、でもおれ今からにわとり飼うからお前に毎日エサをやったりは出来ないから、ごめんな。強く生きるんだぞ!」

そう言い残して、おれはとりあえずにわとりのエサを買いに出掛けた

帰宅
買ってきたエサはこんな感じだ

no title

129 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/18(木)16:52:23 kav
つづき

買ってきたエサを子猫のところに持っていく
にわとり小屋は作ってしまったけど、にわとりに関してはひとまず保留だ

おれ「おい『ラテ』!とりあえずやっぱりあと数日は滞在するから、しばらくは面倒みてやれるからな!」

この子猫、毛色がカフェラテっぽいな…
そう思ったので、連れていくつもりはなかったがこの子猫の名前は『ラテ』に決定した

no title

それからというものラテは荷車の下に住み着き、おれにもよくなついた
ラテは呼んでもいないのにおれの膝に乗ってきて昼寝を始め、おれが撫でると気持ち良さそうに喉を鳴らした

no title

そんな風にラテと触れ合っていたら、おれもラテのことが好きになったけど、それでもまだおれはラテを連れていくべきではないと思っていた
小さく弱い彼を遠く離れた港町までの旅に付き合わせてしまうのはおれのエゴで、彼を危険に晒すことになるし、ネコにはそれなりに複雑なネコ社会があるんだから周りの野良猫達との関係を考えてもここに留まらせるべきだと考えたからだ

でもそう考える一方で、ここに留まらせる方が危険なんじゃないか、実際初めて会ったときは弱ってたじゃないか、おれがいなくなったらこの子猫はどこから食べ物を調達するんだ、という思いもあっておれはかなり悩んでいた

no title

そして数日が過ぎたある日のこと、いつものように荷車の近くでラテを撫でていると、荷車の停めてある場所の近くの家に住んでいるおっさんが話しかけてきた

おっさん「あんた、良かったらその子猫連れて行ってくれないか?
おれの妻はネコアレルギーでな、少しでもこの辺りの猫が減ってくれるとありがたいんだが」

131 名無しさん 2016/08/19(金)19:43:17 Hff
ラテ可愛いのお

134 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/21(日)06:41:58 VU0
>>131
遊びがエスカレートした結果爪たてて襲いかかってくる時もあるけど、それも含めてめっちゃかわいいんだぜ!

133 【ぴょん吉】【1426円】【90】 2016/08/20(土)00:26:51 kLh
ロバ、ネコ、ニワトリ
あと犬がいれば音楽隊だな

134 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/21(日)06:41:58 VU0
>>133
www


つづき
ちなみにこのおっさんもおっさんの奥さんも顔見知りだ
だからアレルギーの話は本当だろうけど、ラテを連れていくか迷ってるおれを見かねて背中押してくれたんだと思う

だからおれはこの時、ラテを連れていく決意をした
幸せにできるとは限らないし、おれのミスで病気やケガなどをさせてしまい深刻な事態に陥る可能性もあるけど、こうして出会って仲良くなったことは人と人の出会いと同じく尊いことなんだ、大切にしたい

そう思った

そして、ラテを連れていくならこの町でにわとりを買うのはやめようと思った
というのは一気に仲間が増えると手が回らなくなり、それぞれの動物のケアがおろそかになるだろうと思ったからだ


そんなわけでにわとり小屋は荷物庫にしまい、ラテ用に新しく段ボールと金網とガムテープを使って家を作った
とりあえず移動中は道路にでると危ないからこの中に入ってもらって、昼の休憩中と夜は出して自由にさせてやろうと思っていた

段ボールにラテを入れるとラテは外に出たそうに動き回り、悲しげに鳴いていた
いくらおれになついているといっても当たり前の反応だ
この時めちゃくちゃ心が痛んだけど、次の休憩ですぐ出してやるし、最初だけの一時的なものだろうと割りきっておれは出発の準備を進めた

さあ、次の目的地、モロッコ一巨大な木があることと猿が多いことで有名なアズロウの森に向けて出発だ!

…と、はりきって出発したんだけど、この日はこれまでにないほどモカが不機嫌でよく鳴き、暴れた

最後にモカが荷車を引いたときから1週間くらい経っていたから、久しぶりの労働で不機嫌なんだろうと思った

なんとかモカをなだめながら歩いた
いつもなら1時間で歩けるはずの3kmの距離を2時間弱かかりながらも歩いた
それでもモカの機嫌は直らず、おれはモカをなだめるのにかなり神経を使っていた

モカは不機嫌ながらもおれが意図した方向に進んでくれていたので、おれとモカのコミュニケーションに関しては及第点だろう

さっきまで聞こえていたラテの鳴き声が段ボールから聞こえなくなっていることには気付けなかったが

no title

138 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/21(日)20:54:56 VU0
つづき
ラテの鳴き声が聞こえなくなっているのに気付いたのは4kmほど歩いたときだった

いやな予感しかしない

荷車の中の段ボールの箱を確認してみる
空っぽだ
ラテは途中で荷車から降りてどこかへいってしまったらしい

車道から少し外れたところに川はあったが、この辺りにラテがエサを食べられそうな場所はない
もし3km離れた場所にあるイミルシルの町までたどり着ければなんとか生きていけるだろうが、これなら連れていかない方がマシだった

連れていくなら絶対に荷車から降りられないようにするべきだったんだ

今更後悔しても遅い

引き返してラテがいそうな場所を一通り探してみたけど、ラテを見つけることは出来なかった
ラテが元の場所に戻って来る可能性にかけてみようと思い、おれは元いた場所に戻り、そこでラテを待つことにした


でも、次の日になっても、その次の日になっても、ラテがその場所に戻ってくることはなかった

139 名無しさん 2016/08/21(日)23:54:34 kyq
ラテ

140 名無しさん 2016/08/22(月)00:18:42 3jS
ラテ…

141 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/22(月)04:31:03 xxM
>>139,>>140
段ボールと金網はひもで固定してたんだけど、まさかあの小さい隙間から外に出られるとは思わなかった
完全におれの考えが甘かった

157 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/26(金)17:06:09 WPJ
つづき
いくら待ってもラテは来ない
すごく悲しいが、残念ながらラテとは縁がなかったと割りきることにした

その場合、本来飼うはずだったにわとりがいれば気が紛れるんじゃないかと思い、近隣の村人からにわとりを2羽購入することにした

no title

名前はこの町を出てからじっくり考えて決める予定だ
両方ともメスなのは間違いなさそうだったが、次の日の朝になっても彼女らは卵を産まなかった
元飼い主が。白い方は下痢なので今日卵を産むのは難しそうだが黒い方は朝卵を産むだろうと言っていたので期待してたんだけどだめだったみたいだ

でもまぁ、二人とも毎日産む必要はないし、定期的に卵が少し手に入れば十分だと割りきって出発することにした

さぁ、出発だ

昼頃になっても未だに卵を産んでくれないにわとりたちを連れて、ラテのいないキャラバンは次の目的地、アズロウの森の大樹に向けて出発した

161 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/27(土)00:51:12 RWL
つづき
今日はおとなしいモカと共に出発してから2kmほど歩いたときのこと

この町ではうまくいかないことばっかりだったなぁ、せめてにわとりたちが卵産んでくれたらなぁ…

そんなことを考えながらふと振り返ると、にわとり小屋の中に白くて丸いものが見えた

no title

卵産んだ!
位置的におそらく黒い方のにわとりが産んだようだ

やった!
今日は卵かけごはんにしよう!(小さいガスタンクを荷車に積んでいるので火はいつでも使えるのと、米も荷車に積んでいるので可能だ)

なんてことを考えながら卵を回収し、少し上機嫌になったその20分後のこと

町から3kmくらい離れた地点でのこと

はぁ、でもラテにはほんと酷いことをしてしまったなぁ…
連れていくか元いた場所に戻すかは置いとくとしてもせめてもう一度ラテと会いたいなぁ…

そんなことを考えながら寂れたガソリンスタンドの横を通りすぎたとき、おれは白と茶色の小さな何かを視界の端に捉えた

見逃す訳がない


見逃して、たまるか

162 名無しさん 2016/08/27(土)00:55:55 67F
うおおおおおおおおお

166 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/28(日)18:37:00 jvA
>>162
うおおおお!!!

163 名無しさん 2016/08/27(土)01:55:29 foK
ラテ、ワンチャンあった(゚∀゚)?

てか、サルモネラ大丈夫かいな

166 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/28(日)18:37:00 jvA
>>163
距離はかなり遠かったけど、なぜかこの時は確信があったんだよなぁ
カメルーンで暮らしてた時もさんざん卵かけごはん食べてたけどなんともなかったw
ていうかパンしか食べてなくて栄養不足で時間もない時とか、道中水は貴重だからにわとり小屋とか素手で掃除した後手を洗うこともなく生卵を手に乗せてそのまま食べることも多いけど、多分サルモネラよりおれの手のひらの方がヤバイwww

166 1◆jHsnWuH7MU 2016/08/28(日)18:37:00 jvA
つづき
ガソリンスタンドの端を歩く白と茶色の小さな何か―子猫を見つけたときはかなり距離があったけど、おれには確信があった
モカの手綱を急いで柱に縛り付け、鰯の缶詰を握りしめて子猫に走り寄る
子猫は最初少し驚いた様子だったがしばらく躊躇った後、ゆっくりおれの方に歩み寄ってきた
あぁ、間違いない
缶詰を開けるとラテはすごい勢いで食べ始めた
ガソリンスタンドに猫の食べ物なんてないし、お腹が減っていたようだ

no title

ガソリンスタンドの店員「中国人、あんた、優しいんだな!その猫、昨日からここに顔を出すようになったんだ」
おれ「おれは日本人だ。TOYOTAとかMITSUBISHIとかの。この猫、おれの友達なんだ。向こうはどう思ってるか分かんないけど。」
ガソリンスタンドの店員「そうかそうか。で、その猫どうするんだ?連れてくのか?」
さて。

①キャラバンに加えて連れていく
②3km引き返して元いた場所に戻してやる
③食べ物が豊富にありそうなイミルシルの中心街に置いてくる
④このままガソリンスタンドに放置

まず④は論外だ
食べるものがないし、死んでしまう
②、3km、モカの足だと1時間かかる距離を引き返して置いてこようか
わざわざ猫アレルギーの奥さんがいる家の前に?
嫌がらせじゃないのか、それ
そもそもあそこはあまり食べ物も豊富じゃないようだったし
③、町の中心街、食べ物が豊富そうだったけどそれと同時に猫同士の競争も激しそうだった
こんな小さな猫の入る余地なんてあるのか?
虐められてケガが治せずに死ぬのがおちじゃないのか?
でも危険度で言えば①だって十分危険だ
どちらが安全かなんて今の時点で結論は出せない
いくら考えても結論は出なかった
その結果、おれが選んだのは「保留」という結論だ
とりあえず連れていって、もしラテが荷車やキャラバンでの生活に慣れず、おれにもなつかなかった場合はその時点でどこか安全そうな小さな村で下ろしてやることにした
ヒモで首輪を作ってラテの首につけ(首輪と首の間におれの指が2本入るだけのゆとりがあるかどうかは毎日確認している)、荷車に結んでおくことにした
また、首吊りみたいな状態にならないようにヒモの長さを調整して荷車も少し改造した

かくして、最後まで連れていくかどうかはまだ保留ではあるものの、ラテがキャラバンに加わることになった

no title

167 名無しさん 2016/08/28(日)18:41:53 db7
良かったぜ ラテ

168 名無しさん 2016/08/28(日)18:57:40 mSD
ラテかわいいいいい
良かったなぁ

173 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/01(木)17:19:48 crd
>>167
いなくなったのおれのせいだけどほんと見つかって良かった…

173 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/01(木)17:19:48 crd
>>168
ほんと超かわいい!
保護できて良かった

173 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/01(木)17:19:48 crd
つづき
にわとりが卵を産んでくれたことと、ラテに再開できたこと
素晴らしいことが立て続けに起こって満足したのと、一気にキャラバンのメンバーが増えたので世話がかなり大変になるだろうと思ったので、今日はこれ以上歩くのはやめてイミルシルの湖のほとりで野宿することにした

さて、まずはにわとりたちの名前を考えよう
黒くて少し小さめのにわとりと、白と茶色の比較的大きいにわとり
モカ、ラテ、ときたのでもう今回のキャラバンメンバーはコーヒー関連の名前にしようと思った

…というわけで、命名

ブラック(奥、黒い方)、カプチーノ(手前、白と茶色の方)

no title

よし、これからも卵を頼んだ!
ブラック、カプチーノ!

ふとモカの方を見ると、湖に住み着いているであろうロバと仲良く食事をしていた

no title

湖には3頭ほどロバがいたんだけど、野良ロバという訳ではなく彼らにはちゃんと飼い主がいる
運ばせる荷物もなければ買い手も見つからないので維持費節約のために湖で放置、といったところだ
この状態のロバはモロッコで最も自由なんじゃないかと思う
のんびり自由に歩き回るロバたちを尻目におれは夕食の準備を始めた

そしてこの日の晩ごはんはおれお待ちかね、卵かけご飯!!!

no title

くっそうまいwww

明日から忙しくなるなぁ、気を引き締めていこう、それにしてもラテかわいいなぁ
そんなことを考えながら就寝

174 名無しさん 2016/09/01(木)17:59:04 hDn
卵かけご飯なんて海外じゃ贅沢だもんねー

182 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/06(火)22:02:38 hFc
>>174
そうそう、生で食べても大丈夫なほど卵の品質管理がされてる国は日本とかアメリカ位だって聞いたことある

182 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/06(火)22:02:38 hFc
つづき
今日は朝からモカの様子がおかしかった
やたらと登りたがらない、降りたがらない
平坦な道以外は拒否している雰囲気だった

特に下り坂に関しては苦手意識が出来てしまったらしく、どうしても進もうとしない
おれ自身荷車を動かしてみて思ったが、下り坂だと後ろから荷車に押される形になるので確かにけっこう怖い

午前中、モカはくしゃみを2回だけしたが、回数が少なかったので気にせずにいると、12時頃、モカが道幅がとても狭い下り坂で全く動かなくなった
これまでは立ち止まったとしてもせいぜい30秒位だったのに、この時はどれだけ待っても動いてくれなかった

モカの顔をよく見ると少し鼻水を垂らしていた
風邪だろうか

やばい
ここに留まっても状況は悪化する一方だし、ラテやブラック、カプチーノ達のことも考えると一刻も早くどこか落ち着ける場所に移動するべきだ

そうこうしているうちに天気も崩れてきた

どう考えてもやばい状況なんだけど、そんな中、おれはどうしても突っ込まずにはいられない事があった


おれ「モカ!お前こんな状況でなんで射精してんだよwww」

…なんだろう、このロバ変態なんだろうか

no title

183 【末吉】【1393円】【92】 2016/09/06(火)22:06:09 yrZ
ずいぶん立派なモノをお持ちでwww

187 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/09(金)05:01:14 ZJx
>>183
完敗だわwww

187 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/09(金)05:01:14 ZJx
つづき
非常用の食糧を与え、元気が出るように穀物も食べさせる
水は朝からどうしても飲もうとしなかった
おれが今できることは全てやった
あとはできる限り早く、モカが食料や水が手に入りそうな地点まで移動してくれればなんとかなるだろう
モカを励ましながら必死でロープを引く
いまや、おれだけじゃなくてラテやブラック、カプチーノの運命もモカが握っているんだ

その後、時間はかかったがなんとか山のふもと辺りまで行くことができ、倉庫のような場所の前に人がいたので話しかけることにした

おれ「はじめまして、ティネリールからロバと一緒に歩いてきたんですけど、ちょっとこのロバ今体調悪いみたいで、何かロバの栄養になりそうな穀物とかがもしあれば少し分けてもらえませんか?」

ロバの元気を出すために有効なのは穀物だ
もちろんおれも持っているけど他の種類の穀物もあればより早く元気になるんじゃないかと考えた

男「ティネリールから?かなり歩いただろ…何日かかったんだ?
ロバの栄養になりそうなものね…
にわとりもいるな…
よし、着いてきな」

男はそういうと目の前の倉庫の鍵を開け、中に入るようおれを促した
倉庫の中には穀物の入った袋が大量に積んであった
都合良く、ここは家畜の餌を扱う倉庫だったようだ
そして地面にも大量の穀物が散らばっていて、男はそれらを指差してこう言った
男「これ、全部ごみなんだぜ?好きなだけ持っていきな」

…決して日頃の行いが特別良いというわけではないと思うんだけど、幸運に恵まれたようだ
モカの栄養問題とにわとり達の食料問題の両方が一気に解決した

そして夕方、モカが普段通りの元気さを取り戻したので再出発し、その日は民家の近くで野宿した
ちなみににわとり達の普段の餌に関してはこのときにもらった分ですべて賄える予定だ

no title

188 名無しさん 2016/09/09(金)05:11:03 jCh
>>187
ゲームのような都合のよさwww

192 名無しさん 2016/09/09(金)09:17:03 IfZ
>>187
すごい幸運だなー!

194 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/11(日)03:34:40 zyE
>>188
ほんとにタイミングよかったなぁあれはw

194 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/11(日)03:34:40 zyE
>>192
なぜかいつもぎりぎりのところで何とかなるんだよな
にわとりの餌だってあれがなかったら次の日からおれの分のパンあげないといけないところだったし
ほんと有難い

194 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/11(日)03:34:40 zyE
つづき
ちなみにイミルシルに着くまでは「ロバに荷車引かせて旅なんて無理だよ。諦めなよ。」って言ってくる人が多かったんだけど、イミルシル越えたこの辺りからはそういうことを言う人はいなくなった
これは実際に100km以上歩いたからだと思うけど、このあとも人々の反応はちょっとずつ変わっていくからそれも書いていくことにする

次の日、30kmほど歩いた後、草むらで野宿しようとしていると目の前にパトカーが止まり、警官が出てきた

警官「やぁ。私は警官で、名前はノリディーンだ。
君は、そしてこの荷車とロバはいったい何なんだい?」

おれ「おれは日本人で、名前はGoです。ロバに荷車を引かせてタンジェまで行こうと思ってます。今日はここで野宿する予定です。」

ノリディーン「そりゃ面白いな!でもここで野宿かい?
もう少し向こうに行ったらいくつか民家があるけど、民家の人に頼んで泊めてもらったらどうだい?」

おれ「もうすぐ暗くなるし、民家の人に断られたら寝る場所がなるなるのでここにします。」

ノリディーン「そうか、分かったよ。気を付けてな。」

そんな感じのやり取りをしてノリディーンは帰っていったが、その1時間後、ノリディーンはまた来た

ノリディーン「Go! ここから1km先の民家の人に泊めてもらえるようにお願いして許可もらってきたぞ!一緒に行こう!」
まじか、てかなんだそのかわいいノリは、なんて思ったけど断る理由もないのでありがたくその民家を利用させてもらうことにした
ノリディーンが紹介してくれた民家のご家族はとても優しい人たちで、晩ごはんをおれにご馳走してくれた
そしてその夜、さすがに屋内に動物はダメだろうと思ったのでラテを荷車に残し、その民家のお祈り部屋で就寝
明け方お祈りの呪文詠唱がすぐそばで聞こえてきて起こされた時を除けば快適に眠ることができた
いや怖いわwww

no title

196 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/13(火)18:19:37 QcP
つづき
今日は水不足に悩まされた日だった
というのも、地図上に3つの湖が記載されていたにもかかわらずその全てが枯れていたからだ
もちろん想定の範囲内だし、非常用の水も使えば十分に賄える
今日中にどこかの民家で水を分けてもらうことができれば済む話だ

そして夕方、歩いていると目の前でパトカーが止まり、見覚えのある人物が出てきた

おれ「ノリディーン!昨日あったところから30km以上離れてるのに会うなんて奇遇だな!昨日はありがとう!」

ノリディーン「これが仕事なんだよw この辺りはおれの管轄だしな!
で、どうだ、今日はあと何キロ歩くんだ?」

おれ「今日はあと5km歩いて野宿する予定だ」

ノリディーン「そうか、なら5km先の民家に泊めてもらえるよう言ってきてやるよ!」

え、めっちゃ優しいやん…
そんな流れでノリディーンは今日も民家を確保してくれて水も補充できたんだけど、その民家に入る前にラテにお休みを言うために荷車の中を覗き込むと、ラテが爪を立ててひっかこうとしてきた
なんだか暴れている

最初は何かに怒っているのかと思ったんだけど、途中で気付いた
…あぁ、遊び足りないんだ、この猫

実際、外に出してやってしばらく遊んでやっているとラテもおとなしくなった
昨日もおれが民家に泊まったせいでおれと夜遊ぶ時間が無かったから、それでストレスがたまっているんだと思った

ラテに寂しい思いをさせるべきじゃないなと思ったので、民家の方に謝って民家の前でラテと野宿することにした

どうやらラテはおれの上で寝るのが好きらしい
若干屈辱感はあるけどかわいいから許す
…いやでもおれの首の上で寝るのは重いからやめて欲しいんだけど

さぁ、地図によると明日は少し大きめの町を通過するみたいだ
気合い入れていこう

no title

205 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/16(金)05:14:43 25W
つづき
今日通過する町の名前はアグバラ、おれとモカにとって初めての「町」だった
遠くに見えた時から感じていたけど、でかい
そして町の入口には規則正しく並んだ街路樹や街灯があり、これまでの村とは明らかに雰囲気が異なっていた
そしてなんと町の入口付近で警官のノリディーンさんとまた会った
管轄どんだけ広いんだこの人は
ここまで車の往来が激しいのも初めてだったけど、このころにはもうモカとの連携が上手く出来るようになっていたので特に問題は起こらなかった

その後、町の中で休憩していると町長が来てコーラやオレンジ、肉料理やサラダ、煮物、そしてソースに至るまで、至れり尽くせりの料理を振る舞ってくれた

no title

町長をはじめとして町の人々は皆優しく、大きな問題も起こらなかったのでおれとモカの町デビューは大成功だった
町を出る直前、一人のおっさんがロバの扱いを教えてやるとつっかかってきた
おっさん「ほれ、こうやって尻を叩くんだ」
おれ「やっやめっ…」

…あれ?
モカは今までみたいにおっさんを蹴飛ばそうとしなかった
最初は怒ってないのかと思ったけど、モカの耳の角度(ロバは耳の角度で気分や体調がある程度分かる。写真は怒っているとき)は確実に怒ってるときのそれだった

no title

モカを観察しているうちに、おっさんがもう一度モカの尻を叩く
モカはやはり怒っているようだが、蹴飛ばそうとはしなかった

おれ「やめろって言ってるだろ!」
おっさん「実際速く歩くようになったじゃないか!ほれもう一丁…」
おっさんが3度目に叩いたその瞬間、ついにモカがキレて暴れだした
モカはなかなか怒りが収まらないようで、おっさんがモカから離れてからも何度も蹴りを繰り返していた
最後はキレたけど、これはこれまでのモカとは明らかに違う我慢強い対応だった
そういえばキャラバン旅に出てからモカの性格が少し穏やかになったように感じる
やっぱり小屋に閉じ込められて過ごすよりも外を歩き回る方がモカにとってはストレスが少ないということだろうか
実際のところは分からないけど、おれは今回のモカの変化を前向きに捉えることにした

…それにしても、モカの真後ろにあるにわとり小屋壊れなくて良かった…

その後、日が暮れるまで歩き、町長の教え(おれが寝る場所も管轄内だそうだ)に従い、民家のすぐ近くで寝ようとしていると、なんとその民家の方がラテも一緒に家の中で寝てもいいと言ってくださった
実は今日は出発以降初めて雨が降らなかった日だ
野宿はしなかったけど、夜風が気持ちよくて星空がきれいな夜だった

208 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/19(月)03:24:30 vJq
つづき
次の日、いつものようにモカと歩いているとトラックに乗った男が声をかけてきた
ちなみに書いてなかったけど車に乗った人々が声をかけてくるのはよくあることで、これまでも平均するとだいたい一日20組ぐらいの人々に声をかけられていた

男「よぉ兄ちゃん、元気かい?」
おれ「あぁ、神様のお陰で今日も元気だよ」(こっちでは定番の返事だ)
男「神様のお陰だな!兄ちゃんこれ見てくれよ!これ、あんただろ?」

男が差し出した携帯を見ると、おれが写っている
以前イミルシルに着く前に長距離トラックの運転手に頼まれて記念撮影したものだ

おれ「うん、これはおれだけど、なんでおじさんがこんなもん持ってるんだ?」
男「これは仕事仲間が送ってきた写真だ。おれら長距離トラックの運転手の間じゃあんたは割と有名なんだよ。そうだ、おれとも一緒に写真とってくれよ。」

快諾し、写真撮影をする
…これもメールとかで回されるんだろうなぁ…
その後、少しだけ今回の冒険の話を男として盛り上がった後、別れ際にこんなやり取りがあった

男「ありがとな!
兄ちゃん、砂漠から(おれが出発した村はそこまで乾燥していない地域だけど、この辺りより北では「砂漠」と呼ばれている)来たんだろ?それにしても大変な旅だよなぁ…
あ、そうだ。なんか困ったこととかないか?何かおれに出来ることがあれば言ってくれ!」

…正直何不自由なく暮らせてるんだよなぁ…
でもせっかくなので、何かお願いできることはないかと思考を巡らせてみる

あぁ、そういえば今回の冒険のキーワード(「行商」「キャラバン」)である行商要素がまだ満たせてなかったか

おれ「おじさん、ここにおれのにわとりたちが産んだ新鮮な卵があるんだけどさ、これを一個10DH(100円ぐらい。モロッコでの卵の相場は一個1.5DH。)で買い取ってくれればそのお金で食べ物を買ったり動物達にたっぷり餌をやれたりするんだけど、どうだろう?」
男「なんだそんなことか!写真も撮れたし、いいよ、これやるよ!」

男はおれに紙幣を渡してきた
その額、20DH

おれ「え、まじか、ありがとな!おじさん!」
男「このぐらいならどうってことないさ!あとな、卵はあんたがとっときな。卵は見れただけで満足だ。こんな旅じゃあ食材の補給も難しいだろう。貴重な卵だ。」

こうしておれは、何を失うでもなく、実質記念写真を撮って少し冒険の話をしただけでお金を手に入れることができた

ちなみに一日5DHもあれば全員分の食費が賄えたので、20DHあれば4日はもつ

そしてその夜、水源沿いにあるおかげで水が使い放題のレストランに到着したのでこの日はそこで野宿することにした

さぁ、明日は「州都」、ヘニフラという町に到着する
間違いなく大都市だ
田舎と比べて事故や盗難などのリスクがある分少し怖いけど、「今のおれとモカなら難なくいける!」というワクワク感の方が勝る
楽しみだ!

no title

210 名無しさん 2016/09/19(月)04:54:45 TKi
>>208
面白いなー

高く売ることに罪悪感感じちゃうワイは交渉が本当に苦手なんだよな
イッチは自分のしたいことキッチリ分かっててサッパリとうまく人付き合いが出来そうで羨ましいな

215 1◆jHsnWuH7MU 2016/09/20(火)18:42:52 6DJ
>>210
外国だと交渉力はあらゆる場面で役に立つからな
強気でしれっとポーカーフェイスだ!



モロッコ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/モロッコ
モロッコ王国(モロッコおうこく、アラビア語: المملكة المغربية‎、ベルベル語: ⵜⴰⴳⵍⴷⵉⵜ ⵏ ⵎⵓⵔⴰⴽⵓⵛ)、通称モロッコは、北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制国家。東にアルジェリアと、南に西サハラ(サハラ・アラブ民主共和国)と、北にスペインの飛地(セウタとメリリャ)に接し、西は大西洋に、北は地中海に面している。首都はラバト。
南に接する西サハラはスペインが放棄後、モロッコと現地住民による(亡命)政府であるサハラ・アラブ民主共和国が領有権を主張している。モロッコは西サハラの約7割を実効支配しているが、国際的には認められていない。実効支配下を含めた面積は約599,500km2(うち、西サハラ部分が189,500km2)、人口は33,848,242人(2014年国勢調査)。

地中海世界とアラブ世界の一員であり、地中海連合とアラブ連盟とアラブ・マグリブ連合に加盟している。モロッコはサハラ・アラブ民主共和国を自国の一部であるとの立場から独立国家として承認しておらず、1984年にサハラ・アラブ民主共和国のアフリカ統一機構(2002年にアフリカ連合へ発展)加盟に反対して同機構を脱退、アフリカ大陸唯一のアフリカ連合(AU)非加盟国になっていたが、2017年1月31日に再加入した。 ...



モロッコのバラ色の街 マラケシュへ (旅のヒントBOOK)
宮本 薫
イカロス出版
売り上げランキング: 84,662

引用元 http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1469441371